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社会学の発達

社会学と統計の話を聞いたので、忘れない様に内容をまとめました。

19世紀社会学は、「人文科学的学問」から「社会科学的学問」へと変化していった。

人文学的学問とは、言葉を言葉で定義する学問である。つまり人により定義がばらばらで、曖昧である。当時、その学問は自然科学者に非難され「科学的でない」とされていた。

一方で、自然科学的学問はどういった点が科学的であるのか。それは、実験を元にして理論を形成する点にある。実験には、再現性が伴う必要がある。その人だけができるやり方は意味がなく、誰がやっても同じ結果にならなくてならない。つまり、実験には客観性という特徴がある。それ故、自然科学的学問は科学的であると考えられていたのである。

段々と人文学も変化していき、社会科学的学問へと変化していった。統計をもとにして客観性を伴うようになっていった。自然科学と異なり実験するのは困難な学問もある。それ故、データ・統計を中心に扱う学問が増えていった。



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