LIBERTANGO by ASTOR PIAZZOLLA
タンゴの国、アルゼンチンのアスター・ピアッツォーラが1974に作曲した、「自由なタンゴ」という曲である。2文字で表現する人が居るが、コレは造語なので、一語で表現する。
作曲されたのが1974年と結構新しい曲。アルゼンチンの政権が独裁政権に戻った事を嘆いて、「タンゴくらいは自由にしようぜ」と作った曲。スピーディでリズムに乗り易い曲。大好きな曲である。
ピアッツォーラ自身が、元々バンドネオン(アコーディオンと似た蛇腹楽器)奏者だったので、非常にバンドネオンにピッタリな曲である。
現在、バンドネオン人気奏者、マリオ・ステファノが情熱的な演奏をみせる下のビデオは秀逸な作品である。
独裁政権下に苦労が多かったアルゼンチンの人達は、自分達の美しいタンゴを踊り、奏でる事で心の苦しみから逃れてきた。バンドネオンの音を聴いていると、それが感じられる。
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