あなたの指に包まれた私の指の様ね
この花は
あなたの指に包まれた私の指の様ね
二つの掌が重なって
一つになる様に
あなたの指の中に
私がちんまりと収まるの
あなたの中に
あなたと言う日を浴びて
穏やかな
愛情の日差しをうけて
あなたを追い詰めてしまったのかな、私
あれから一年3か月
寡黙な時間には
後悔ばかり
何をしたのか考えて
或る日思ったのだけど
きっと追い詰めちゃったのかもね
そんな積もりなかったのだけど
嫌だったのかも知れないな、と思った
だから、謝るよ
ごめんね
あの夜、
手が触れた瞬間、今も忘