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40代になって考える自己実現

こんにちは。メリークリスマス🎄みなさん、いかがお過ごしですか?

今秋よりMIMIGURIの仲間になりましたyokoです。

MIMIGURIでは、昨年に引き続きAdvent Calendarに挑戦しています。
こちらは、MIMIGURI Advent Calendar 2023の24日目の記事です。
ということで…いよいよ明日がフィナーレとなります!

MIMIGURI Advent Calendar 2023 - MIMIGURIのおもしろい仲間たちが記事を書いています

これから、このAdvent Calendarをきっかけに、自分の考えや想いを少しずつ紡いでいきたいと思っています。
今回こちらの中からテーマを選ぶことになっていますが、「⑥自己実現と社会的価値」の自己実現にフォーカスした内容になるかと思います。

今年はこちらの6テーマの中から選びます

今日は、MIMIGURIの研究知を紹介させていただきながら、自分自身の経験を振り返り、同じような想いをお持ちの40代の方の応援にちょっとでもなれれば嬉しく思っています。
(尚、内容については、Cultibaseで紹介されているMIMIGURIの研究知を引用しています。)

1. 少しだけわたしの話をさせてください

「あなたのWILLは何ですか?」
「あなたはどうしたいのですか?」


2000年代に働き始めた私は、キャリア面談と言われる場に立つ度に、いや、もっと多くの頻度で問われてきたのではないかと思います。
最初の頃は自分自身の夢や目標を語っていたかもしれない。
ただいつしか、所属する会社や組織、その中の誰かの想いに自分のWILLを重ねるようになっていました。それは、とても自然で、充実しており、楽しく、幸せでした。常に新しい何かがあり、それをさまざまな形でいただいてきていたからだと思います。

ところが、40歳をすぎたあたりから、これまで働いてきた20年を振り返り、今後働くであろう20年を考えたときに、今の延長線上でいいんだろうか?と考えるようになりました。これまで働いてきた期間以上の時間がまだまだたっぷりあるのだから、一度立ち止まって、自分がやりたいことができているのか、自分が望む未来に向かっているのか考えたくなったのです。

当時働いていた会社はミッション・バリューに共感するメンバーが集まっており、メンバーも組織も会社も活気のある状態でした。
新規事業が立ち上がり、軌道に乗り、右肩上がりに成長している。
社内は経営層もさまざまな職種のメンバーも一体となり、お客さまのためにより良いサービスをつくろう、より多くのお客さまに喜んでもらえるようにしようとしている。
とにかく、高い目標を立てよう、やると決めたことをやり切ろう、それをハイスピードでをやろうと言い、それを実践するために走っている。
そして、この事業をスケールさせることは社会のためになる。
やり切った先には個人の成長がついてくる。
毎日はとても目まぐるしく、やりがいも感じていました。

ただ、自分の中に何か引っ掛かりがある。所属する会社や組織、その中の誰かの想いに自分のWILLを重ねていくうちに、個人としてのWILLや想いを見失ってしまっていたように感じていたのです。当時はそれを言語化することはもちろん、そもそも客観的に捉え、理解することができていなかったのだと思います。
ただ、何となくのその引っ掛かりの謎を解きたくなり、本を読んだり、就職活動時代にやった自己分析的なものをやってみたり、コーチングを受けたり、諸先輩方に話を聞いていただいたりしました。

その結果、一旦行き着いたのがこんな想いでした。

「みんながやりたいことに向き合いながら、幸せに働くことができる。
それが事業の成果に繋がり、会社は成長し続けることができる。
そして、社会を豊かにできる。
そんな組織を作りたい」

そんな理想郷みたいな話あるわけないと言われそうだなと思ったりして、誰にも言うことなく心の中に秘めていました。

ただ、気がつけば、本を読んでも、仲間や友人の話を聞いても、自分の過去を振り返っても、一つ一つのエピソードがそこに帰結するようになっていました。

そんなとき出会ったのが、MIMIGURIという会社でした。

2. MIMIGURIの目指す世界


MIMIGURIが提案する
人と組織の可能性を最大限に活かした新しい多角化経営モデル
Creative Cultivation Model(CCM)

MIMIGURIは、組織と社会の創造性の土壌を耕すことを目指す経営コンサルティングファームです。
同時に、文科省認定の研究機関でもあり、独自の理論構築と実践的検証を絶えず繰り返すことで、人と組織の可能性を活かした新しい経営モデルを提唱し、磨き続けている組織でもあります。
そんな新しい経営モデルというのが、Creative Cultivation Model(CCM)です。

MIMIGURIは、「人や組織の価値観が「軍事的世界観」から「冒険的世界観」へ変化しつつある」と捉えており、「経営やマネジメント手法を組織の構成要素を整合させ続けることで社会的価値の探究と、自己実現の探究を両立させる方法にアップデートしていく必要がある」と考えています。

経営の変数を「事業」「組織」「職場」のレベルで俯瞰しながら整合させることが求められる

MIMIGURIが目指している「社会的価値の探究と、自己実現の探究を両立」というのは、まさに自分自身が理想とする世界観であり、それを研究し、実践しようとしているのがMIMIGURIでした。

そんな経緯があり、MIMIGURIの仲間になることを決意しました。

CCMに関する詳しい内容は以下よりご覧いただけます。
非常に面白いのでぜひ覗いてみてください。

3. 自己実現の探究とは

「冒険的世界観」の前提となるのが「自己実現の探究」です。

MIMIGURIでは、「「自己実現」とは、他者に期待されることや喜ばれることといった「外的価値」と、やりたいことや興味のあることといった「内的価値」の2つが、うまく両立し整合している状態」と考えています。ただ、この両立状態は長くは続きません。現状に飽きて内的動機が変化したり、外部環境が変わり求められることが変化するからです。そうすると再び新しい両立の仕方を「探究」する必要が出てきます。これを繰り返すことで、人間はアイデンティティ(自分らしさ)を変化させていきます。

こうは言っても、「アイデンティティ(自分らしさ)」って何なのか?そもそもあるのか?見つかるのか?向き合えるのか?向き合った結果幸せになれるのか?そんな疑問を持つ人も少なくともないと思います。

そんな人への「アイデンティティ」との向き合うための処方箋をこちらで紹介しています。

成人期以降の課題の乗り越え方として、Cultibaseでは以下の処方箋を紹介しています。
 ①身体感覚の変化の認識に伴う危機感を感じた上で、
 ②自分の人生を振り返って方向性を模索・検討し、
 ③軌道修正をする期間に入る。そして
 ④アイデンティティが再確定していく
また、未来のプロセスを個人でマネージするのは難しく、回顧して展望を作成するプロセスの支援や、ありたい姿を「実現」するために何をどうすれば良いか考えるプロセスの支援が必要だと話しています。

今後、こういった研究を元に、どのようにアイデンティティと向き合っていけばいいか、どのようにサポートしていけるのかについて、深めていきたいと思っています。

4. アイデンティティと向き合うヒント

さて、そんなこんなでMIMIGURIの仲間になったわけですが、入社前から入社後3ヶ月の間で、私自身がどのように自分自身のアイデンティティと向き合ってきたかを少しだけご紹介できればと思います。

①ストレングス・ファインダー

ストレングス・ファインダーは、みなさんお馴染みの米国GALLUP社の開発したオンライン才能テストで、あなたにどのような固有の力があるのかを示してくれるものです。

上記に挙げられた特徴1つ1つには、超詳細なレポートがついてきます

超詳細なレポートが記載されており、自分では気がつかない自分の強みや弱みについて教えてくれます。自分自身は何気なくやってきたことが強みであったと認識できることで、新たな可能性を思考したり、また、それを考える自信を与えてくれたりします。

これは前職にいた頃から簡易版をやったりしてきましたが、定点観測すると更に面白いです。

②自分の歴史の棚卸しと本気の他己評価

人事コンサルタントの方に向き合っていただき、長時間のインタビューを通じ、自分自身をゼロベースで棚卸しをしました。

幼少期、どんな家庭で育ったということから始まり、小学校・中学校でどんな子どもだったか、どんな風に友達と関わり合ったか、どんなことを考えていて、どんな存在だったか、高校・大学では何を考え進路を選択したのか、どのような団体に所属し、どのような役割をしていたか、仕事はどのように選んだか、その組織でどんな課題に向き合ったか、どのような存在だったか…

同時に、コンサルタントの方は、自分の周りにいる上長、同僚、チームメンバー等数名ずつに長時間インタビューを行い、私がどういう人間なのかということを超具体的に聞きます。

インタビューを経て、最終的にコンサルタントからみた自分がレポートとして上がってくるのですが、初めて知るその内容は、自分自身を客観的に捉えるのに非常に有効なものでした。

そして、この活動にはそのレポートの内容を遥かに超える効果があると感じました。自分自身が人生を振り返り、時々の自分自身と向き合う、それが何年分も繰り返されることで、自分の中で持続性のある特徴に気がつくことができ、その気づきに強い想いを持てるようになりました。また、他人の率直な本音を受け止めることで、自分自身の特徴を認められるということもありました。

③じぶんクレドとチーム対話

MIMIGURIではじぶんクレドとチーム対話という手法を用いて、自分らしいリーダーシップ発揮を応援しているのですが、個人体験としては上記記載したプロのインタビューと極めて近しい、むしろそれ以上の影響を感じることができました。

◾️じぶんクレドとは?
ストレングス・ファインダーを実施しながら、人生を振り返り、価値観を語るもの。この活動を通じて「自己認識」を高めて、自分らしいリーダーシップを発揮していくことを目標とする。
◾️主な流れ
1) 自己価値観(ストレングス)を調べる
2) 価値観に基づき、自分史を振り返り、意味づけを行う(自分史に学び、内的認識を高める)
3) 場で話してみて、自己開示対話してみる(外的認識を高める)
4) 得た学びを普段に活かしてみる(価値観を体現する)

この活動を通じて、自分自身をより理解し、より豊かになっていく感覚を覚えました。

それは、「自分の価値観」を軸に振り返りを行うことができるからだと思っています。
また、自分自身の価値観を他者に向けて説明し、他者が自分に強い興味を持って話を聞いてくれるということがそれを強く支えていると感じました。
言語化する過程で、既に自分自身ができるところまでの深掘りを終えているのですが、他者から興味を持って聞いてもらえることで、より本質に迫る問いと向き合うことになり、自己理解が深まっていくという体験をすることができました。

ちなみに、この体験というのが具体的にどうだったの?というのは、今後気が向いたら書いてみたいと思います。

5. 本日のおしまいに

働き始めた20代の頃、20年後の自分が自己実現したい自分のアイデンティティってなんだろう?なんて問いと向き合っているとは思いもしませんでした。

また、アイデンティティに真正面から向き合うことについて、ちょっとした怖さもありましたし、懐疑的な部分もありました。

ただ、今は、いくつになっても、アイデンティティと向き合っていきたいなと考えるようになり、また、同じように思う人がいたら、それをサポートしていきたいなと思うようになりました。

40代というのは、実は働く人生の折り返し地点にも来ていないと思っています。これから何でもできる。


これで、これから始まるnoteの初投稿はおしまいとしたいと思います。
今後、気ままに思ったことを書いていこうと思いますので、どうぞよろしくお願いします。


そして、24日間続いてきたMIMIGURI Advent Calendarのトリを締めくくるのは、MIMIGURI Co-CEOであるミナベさんです。


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