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人間何回目?

おはようございます。「サンカラ」の弁護士瀧澤です。

本日は、たまには弁護士っぽいことを書きます笑

会社を経営していく中で、取引先から不合理な対応を受けたことでイライラした経験ありませんか?

私は、主に中小企業の顧問業務をしていますが、顧問先の社長、従業員から「不合理な対応をした取引先を懲らしめたいが何か方法はないか」という相談もあります。

「売掛金を支払わない」
「会社に損害を与えた」

このような法的な問題の場合には、相応の対応ができます。

しかしながら、実際のところは、

「態度が横柄だ」
「上から目線で物を話す」
「こちらの話に耳を傾けない」

など、会社同士のやりとりなのに、結局は個人間の喧嘩のようなことが多いです。

私に相談してきたのも「法的に懲らしめたい」と思っているよりは「腹が立ったので聞いてほしかった」ということが多いです。

怒りを鎮める方法

このような相談を受けた際、私が相談者の気持ちを鎮めるため、いつも話すことがあります。

「相手は人間の経験が初めてなんじゃないですか?」

相談者からは、大抵「なんですかそれ?」と笑われます笑

少しスピリチュアルな印象を受けますが、昔のTV番組で島田紳助が話していたことです。

島田紳助の説

うろ覚えですが、

  • 生き物は死ぬと生まれ変わる

  • 生前に徳のある生き方をしないと、人間に生まれ変われない。

  • 前世が人間でそのときに徳のある生き方をするとその後も人間に生まれ変わる

というものです。

例えば、同じ授業を受けて、同じように勉強したAとBがいます。テストをすると、Aが40点なのにBが100点だったという差がでます。

この理由が、実はAは人間3回目なのに対し、Bは40回目だったから、人間の経験の差である、というものらしいです。

いわゆるデジャブといわれているものも、実は前世での経験が原因になっているのだとか。

理解力の高い人、推察力の高い人がいますが、それらの方も人間として生まれ変わった回数が多い(人間の経験が多い)からだそうです。

信用しがたい話ではありますが、なかなか面白い話でもあり、私の記憶にも残るものでした。

電車でマナーの悪い乗客がいても、「人間が初めての方だから仕方ない」と思うことで何となく許せてしまします。

これは、小さい子供にやられても気にしないのと同じことなのかもしれません。

大物と言われる人ほど、謙虚であったり、腰が低かったり、優しかったりするのは、100回位人間として生まれ変わったからで、行動がまずい人は次に人間として生まれ変われない、

だから、相手の行動に対して過剰に考えず、自分なりに徳があると思う生き方をしないといけない。

そう考えることで、何となく相手の不合理な対応に対しても、冷静に対応できると思っています。

冷静になれる方法をもつこと

さて、何が言いたいかというと、相手の対応に「カチン」ときたときに、どうしたら冷静になれるのか、その方法論を自身でもつことが重要ではないかということです。

会社経営においては、どうしても不合理な対応をされる場面はあり、その際に冷静な判断ができないと取り返しのつかない事態になりかねません。

「深呼吸をする」

「数秒数える」

などの色々な方法論もあるところです。

私も弁護士として日々の業務を行う中で、交渉相手から嫌なことを言われることも多いです。

相手がそのようなことを言うのは、

「人間が初めての方だから仕方ない」

そう思うことで、何とか冷静な対応ができていると思います笑

瀧澤輝
債権回収に強い弁護士
(専門分野:戦略法務、債権回収、口コミ対応)

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