トラブルの一番の原因は?
「サンカラ」の弁護士瀧澤です。
2週続けての配信になります。
ドイツの国旗
さて、皆さん、ドイツの国旗の配色を自信をもっていえますか?
3色ありますが、一番下が何色、真ん中が何色、一番上が何色でしょうか。
実は、これ、私が先日家族から出された質問です。
この質問をされて、私は3色が何色であったかさえ自信をもって回答できませんでした(苦笑)
ドイツという馴染の深い国でさえ、国旗の配色について自信をもって言える方は意外に多くはないように思います。
記憶は曖昧になる
さて、この出来事から何を思ったかと申しますと、日常的に目にするもの、耳にいれる情報でも、時間が経つにつれ、記憶が曖昧になるということです。
やはり人間すぐに忘れるように出来ているんですね。
これは日常生活だけでなく、仕事上でも同じです。
ただ、ビジネスの世界では、記憶が曖昧な状態で案件を進めると深刻なトラブルの素になるのが、日常生活と異なるかもしません。
ビジネス上のトラブルの原因
「取引先との次回打ち合わせスケジュール」などの日常業務上の決め事から「取引先との交渉内容、これまでの交渉経緯」などの重要な事まで、記録していないとすぐ曖昧になってしまいます。
曖昧な記憶で進めると、取引先との認識の齟齬が生じ、関係性が悪くなることもあります。
「あのとき、このプランを提案したじゃないか」
「いやそんなことは言っていない」
やりとりの記録が残っていないことが原因で生じるトラブルは山程あります。
「スケジュールは手帳に残す」
「議事録を作る」
など、
「当たり前のことを馬鹿にしないでちゃんとやる」
これが何よりも重要だと改めて思います。
瀧澤輝
債権回収に強い弁護士
(専門分野:戦略法務、債権回収、口コミ対応)
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