6歳児が掲げる目標とは?
おはようございます。「サンカラ」の弁護士瀧澤です。
もう春の気配を感じますね。
私は春が一番好きな季節です。(とりあえず、まだ花粉症にはなっていないので、春の辛さを知りません。)
暖かく、気持ちも穏やかになりますし、世の中は入学、転勤、会社も新たな事業年度を開始されるところも多く、「新たな目標」に向けて気持ちを一新することができます。
ちなみに、私の家の長男(6歳)はこの春から小学生になります。
長男に小学生の目標を聞いたところ、何とも小学生らしい回答が返ってきました。
「パパよりもお金を稼ぐ!」
うん、実に頼もしい! 長男の小学校在学中に仕事を引退できれば幸せだな~、と思う今日この頃でした。
「新たな目標」の弊害
さて、長男の目標はさておき、新年度を迎え「新たな目標」を掲げる人は多いのではないでしょうか。
「売上を数倍にする」
「新規店舗を●数増やす」
「新規事業を成功させる」…etc.
企業から3年を経過し、今後さらなる発展を目指す企業には、当然色々な「新たな目標」があると思います。
ただ、多くの方の場合、目標を高くしすぎてしまい、結局早い段階で断念してしまいがちです。
私も、そうでした。毎年目標を立てるのですが、一向に実現できず、気付けば毎年同じ目標を立てていたこともあります笑
届きそうな目標設定
目標を立てた意味がない。どうしたらいいかと考えながらテレビを見ていたら、とある人の言葉が入ってきました。
「背伸びして届きそうな目標を立てないと意味がない。」
青山学院大学陸上競技部の原晋監督が、常々学生に話している言葉だそうです。
これって、当然のことで、意識化している方は多くないと思いますが、本当に大切なことです。
届きそうな目標を立てることで、目標達成が現実化します。
そのため、目標達成に向けての行動に夢中になれます。
会社の現状を見るいい機会
また、実現できそうな目標かを判断する際には、今の会社の状況を客観的に検討する必要があります。
「目標達成に向けての資金繰りは問題ないか」
「売上と経費の割合はどうなのか」
その上で、「背伸びして届」きそうな目標を立てるのがポイントです。
そのため、「背伸びして届」きそうな目標を立てることは、今の自社の状況を客観的に見る良い機会なのです。
届きそうだと、すぐに達成してしまうのでつまらないと思いがちですが、それでいいのです。
この成功体験を重ねることが大事なんだと思います。
目標をクリアしたら、また新たな目標を作るだけです。
皆様も、「背伸びして届」きそうな目標を立てることで、今の会社の状況をしっかり見直す機会になるのではないでしょうか。
【執筆者】
瀧澤輝
債権回収に強い弁護士
(専門分野:戦略法務、債権回収、口コミ対応)
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