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日記 20240905

9月になった。今年も残り3分の1、信じられない速さで月日が流れていく。
8月末で甥っ子が1歳になった。1年前、産院で抱っこさせてもらった生後2日目を思い出して、その成長の速さにまた驚く。まだ寝返りもできなかった頃、もぞもぞと両の足を動かしながら、履いていた靴下をいつの間にか脱いでいて、それがどうしようもなく愛おしかった。

9月に入ってから、日が沈む時間がどんどん早まっているように思う。暑すぎるから早く過ぎてほしいと思っていた夏は、いざ終わる準備を始めるとすごく寂しい。この夜の気だるい暑さを、もう少し味わっていたい、と欲張りにそう思う。

空を見ることが好きだ。
4月から週に1回、仕事終わりに習い事に通っている。学校の新学期みたいに、はじめましてなんて挨拶をして段々と話すようになって。そんな少し気恥しい空間で、自分の学びたいことを学べる環境は本当に有難い。
習い事が始まる19時に合わせて歩く道は開けた都道で、そこに広がる夕焼けを見るのが好きだった。でも8月下旬から少しずつ夜が追いついて、今ではすっかり暗くなった空の下を歩いている。やっぱり夏の終わりは寂しくて、時間の速さを感じて、今を大切にしたくなる、そんな帰り道だ。

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