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「絶望感」が教えてくれること

地の底でもがき
這いあがろうとした
でも、出来なかった

全てが苦しかった
何をしても上手くいかない

中学2年生の冬
部活で大けがをしてから
地の底に落とされた

そこから中学3年の夏まで
地の底に居続けた

エースだったのに
全く点を取れなくなり

走ることが武器だったのに
全力で走れなくなり

部長なのに自信を失い
まともに指示も出せない
精神状態になっていた

とにかく苦しかった
どうしようとしても
どうしようも出来なかった

引退した後はボーッとした
少し何も考えない時間

少し経ってから
湧き上がる想いがあった

冷静に考えるというより
地の底にいた経験が
向かうべき道を示してくれた

その道を辿って進むと
地の底から抜け出し
新しい景色へたどりつく

地の底で経験したことは
苦しみの大きさや
苦しみが続いた期間
それぞれが大きく、長い

普通の「辛い」の比にならない
エネルギーを持っている

想像をこえた辛さの後に
やってくるのはいつも
「本質」を捉えたもの

絶望の中にいる時は
確実にわからない

絶望から解放された
瞬間にわかる

絶望の中にいるのなら
それは変わる合図で

人生を変えるチャンスでもある

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