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カネボウ「生きるために、化粧をする。」のCMに思うこと。
ちょいとtwitterを離れていたら、カネボウのCMが炎上していまして。
その問題のCMを見た後の感想は、牛乳石鹸の二の舞だなという、感想しかなかったです。
牛乳石鹸の炎上の時も思いましたが、何故、メーカー側は製品そのものを宣伝しないで、生き方とか意識高い系の自己啓発本みたいな、CMの作り方をするんですかね。
いつから、こんな化粧品は、意識高い系アイテムになったんでしょうね。
洗濯洗剤や台所用洗剤は、製品そのものの良さを宣伝するのに、何故か化粧品となると製品の良さそっちのけで、意識高い自己啓発本みたいな宣伝になってしまう。
女性の生き方とは?みたいなテーマを、たかだか数分間のCMで、語れる訳ないじゃないですか。
そんな、牛乳石鹸の時もそうでしたよね。
思うに、品物そのものの良さを宣伝しているだけなら、炎上しないと思います。
メイク用品であれば、発色の良さや、着け心地の良さ、これらを説けば良いのでは。
物を売っといて、物を語らず、生き方とか意識を語るとか、的外れも良いところだと。
物に自信があるなら、物を語れば良いのに。
ちなみに、このCMが何を宣伝しているのか、私にはさっぱり判りませんでした。
この自粛期間や在宅勤務推奨で、メイク用品等の化粧品が売れていない、売りたい気持ちは判りますし、新しいライフスタイルの登場で、女性達の化粧品への接し方が変わってきているのも判る。
化粧品と言っても、メイク用品からスキンケア用品まで幅広いのですから、外出時の時の化粧品だけでなく、家の中で過ごしている人達に自宅でケア出来る製品や、贅沢な気分になれる製品をアピールすれば良いのに。
変に意識高い系の自己啓発みたいなCM作ったって、製品の良さが伝わらなきゃ、消費者には全く響かないと思いますね。
化粧品メーカーは、自己啓発セミナー会社ではなく、あくまでも物を作っているメーカーってのを忘れてはならないと思います。
化粧品にも、ファッションにも、ライフスタイルの提案を持ち込み、それを押し付けるから、最近のこれらのCMはおかしくなるし、炎上してしまうのでは。
物は物でしかない。
その物を使ってライフスタイルを作り上げていくのは消費者であって、メーカー側がそれを提案するのは大きなお世話だと、私は思います。
この炎上は、フェミニスト云々ではなく、メーカーによるライフスタイルの提案のし過ぎが、ウザいという問題なんだと私は思っています。
この外出自粛期間と在宅勤務で家から出ない時期こそ、スキンケアに力入れる時と思い、今は
のんびりとお風呂に入り、椿油でフェイスマッサージして、お風呂上がりに念入りに保湿ケアしています。
日焼け止めも塗らずに庭仕事していましたが、肌の透明度がかなり高くなってきました。
あと、やはり自由に買い物に出れないというので、若干ストレスが溜まっていたのか、スーパー内の資生堂で洗顔石鹸や、ボディパウダーを衝動買い(笑
資生堂の1,500円くらいのボディパウダー、とても良いです。
お風呂上がりにオイルマッサージしているのですが、その上からこのボディパウダーをハタハタと叩くと、ボディパウダーの香りが広がり、とても贅沢な気分になりますね。
化粧品メーカー、その場その場での良い製品沢山あるので、まずは原点回帰して、製品の良さを今一度アピールしてみたらどうですか。
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