見出し画像

暖かな香り

母の鏡台を片付けていたら、香水の空瓶だの、未使用の香水だのが出てきました。

香水の空瓶って、何故か捨てられなくて…
さすが親子、こんなとこそっくりだなと思ったり…
んで、使いかけの香水を見て、またまたさすが親子と思ったり…

出てきたのは、

Jean Patou / Joy
Rochas / Madame Rochas

の2本。

鏡台の棚に入っていたせいか、変色もせず、香りも変わらず、まだまだ使える状態。

Jean PatouのJoyは、ローズとジャスミンが香る、フローラル系
RochasのMadame Rochasは、クラシカルでどっしりとしたフローラルアルデヒド系。

Jean PatouののJoyは、同じJean Patouの1000より完成度が高いと言われている通り、なんとも言えない良い香り。
濃厚な香りを想像していたけど、意外に軽やかという印象。
香水のロールスロイスと言われるだけある香りだなと。

RochasのMadame Rochasは、トップからいきなりラストになる香りで、ローズ、ジャスミン、チュベローズにサンダルウッドがバランス良く配分され、Joyよりどっしりとした印象。

どちらの香りも今流行りの香りでは無いし、日本で人気のある香りとは言えないけれど、私はこのまろやかな香りが凄く好き。
今の季節にぴったり合う、暖かみのある香り。

丁度、定番のCHANEL NO.5を切らしているので、この冬は気分に合わせて、

CHANEL / COCO CHANEL
Jean Patou / Joy
Rochas / Madame Rochas

の3本を気分に合わせて、使い分けようかと。

ここ近年、冬はこういった名香と言われる、市場から忘れ去られている香りを着けるのが好きです。

先日、「現役官僚の滞英日記」を書かれた橘宏樹さん(@H__Tachibana)の忘年会にお邪魔。

以前、橘さんがCELESというサイトを運営している香水コンシェルジュの方についてtweetしていて、それに私が反応したのを覚えてくださっていて、その方を紹介してくれました。

丁度、その時にサンプルを持っていらしていて、3種類試させてもらい、気に入った香りが

L’ARTISAN PARFUMEUR / MURE & MUSC EXTREME

ブラックベリーにカシスを加えた、甘く爽やかな香りで、春先にぴったりな香り。

ミニサイズの香水を何種類か送ってくれて、その中にお気に入りがあれば、そのサイトからフルボトルが買えるというサービスをしているそう。
香水メーカーという縛りを取って、香りだけで香水が選べるというのが、新鮮でした。

香道教室の話をしたり、香水の話をしたりと、楽しい夜でした。

#日記 #エッセイ #香水 #perfume #名香

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?