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すもも荘でのくらし-2021Winter-megさんの場合

平林 恵(Meg)さんの場合

岐阜⇔乗鞍:すもも荘での親子で二拠点暮らしはどんな感じ?
多拠点生活の田舎暮らしってどんなスケジュール?
私生活24時間をうかがいました。

2020年12月にすもも荘でのくらしをスタート

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(ニュージーランドのゲレンデでパチリ!)

コロナ禍の影響で、出勤する&通学する親子のくらしがガラリと変わった2020年。もともとウィンタースポーツの選手で国内外に遠征することも多いMegさんは、季節限定ですもも荘でのくらしを決めました。もともと乗鞍のゲレンデに滑りに来たり、友人が近所に住んでいたことも大きな安心材料になりました。くらし始めてびっくりしたのは「思っていた以上に寒い!雪が多い!」ということ。ゲストとして訪れていた時には気づかなかった冬のくらしとのギャップを感じながらも、都会ぐらしでは味わえなかった親子の時間や、一日のルーティンで流れる時間の違いを味わっています。

一日のながれ

7:00 ふたりとも起床(部屋の気温は1度です、外気はマイナスです)
身支度を整えて、食事の準備をします。豚汁、おもち、稲核菜の漬け物、野沢菜、かまぼこ

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豚汁(イメージ)

7:30 お子さんと朝ごはん、コーヒータイム(朝バタバタしてたら後回し)
7:45 学校一緒に登校(親の送迎が必須です)
8:00 帰宅して〜朝イチから滑りに行きます〜スノーボードの準備(ウェア着替えてボード持って、荷物車に積んで)して出発 車のエンジンは5分前にかけます。

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ゲレンデのMegさん

8:30 ゲレンデに到着
8:45 リフト動き出したら1〜1.5時間くらい滑ります(megさんは、スノーボードのプロ資格があり、大会に出場する準備・調整や軽めのトレーニングをします)
10:00 トレーニング終了
帰りにふきのとう(レストラン/カフェ)さんに寄って、コーヒー飲んでおしゃべりしたり、頼んでいたお野菜受け取って帰ってきます

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お野菜を分けてもらうことも多いそう

10:30 在宅ワーク開始(オンラインミーティングは少なめ)、コーヒータイム

13:00 遅めにランチ(休憩時間は短めです)受け取ってきたお野菜でペペロンチーノ
15:30 学校に息子をお迎えに(勤務は中抜け)外気温はマイナスです。
16:00 息子:おやつ食べて、オンラインの塾を受講開始(4科目、国数理社、1.5時間くらい)。薪ストーブのそばで聞いてます。
Megさん:家に入る時に薪を運んできて、在宅ワーク再開。息子と同じく薪ストーブのそばで作業再開します。
ある日のおやつ①:りんごをオーブンで焼いたシンプルなもの。一日つけてた薪ストーブの中にアルミホイルで包んだりんごを入れていい感じになるまで焼く。おいしかった〜。

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ある日のおやつ②:生地から作った野沢菜入りおやき。息子と一緒につくりました。薪ストーブの火でじんわり焼いたほかほかおやき。おいしかった〜。

17:30 宿題、在宅ワーク終了
18:00 夕飯(ざるうどん、なめこの味噌汁、すき焼き風煮物)
19:00 温泉入りに美鈴荘へ行きます
20:00 帰宅して、洗濯します(部屋干し)
残ってる仕事したり、薪ストーブの前でまったりビールのんだり(おつまみに野沢菜)、明日滑るためのスノーボードのセッティングしたりして過ごします

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薪ストーブ(イメージ)

21:30 息子の就寝タイム 洗濯物干して、余力あれば薪ストーブの前に戻ります
23:00 就寝、おやすみなさい。

くらしの中で感じること

すもも荘に来てから、人とのコミュニケーションが増えました。まずは息子と過ごす時間が濃くなりました。学校に行っている間以外は、触れられる距離にいられることのぬくもりを感じています。息子と一緒に過ごす時間が増えてうれしい。息子も私が長い時間そばにいることで安心してるんじゃないかな。通勤時間に充てていた往復2時間を、今は丸々息子に充ててあげられている感じかな。

木のこ、そして蕗子先生の存在がとっても大きいです。遠征行っている時の息子の送り迎えを頼めたり、学童の時間にも一緒に過ごしてもらえて安心。息子ものびのびしているのを感じるので親子共々ありがたいです!

のりくら自然保育木のこ(@kinoko.hoiku)

在宅ワークになってから、息子以外とは喋らない日が増えていたんだけど、すもも荘に来てからは人との接点が増えました。息子と蕗子先生以外にも、スキースクールのインストラクター、カフェふきのとうのマスター&おかみさん、美鈴荘のおかみさんなど地元の方々とおしゃべりしました。

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すもも荘の暮らしで好きな時間は、薪ストーブの前で淹れたコーヒー飲むこと。セツさんのコーヒー大好き!お水はふきのとうから山の水を調達してます。薪ストーブのある生活ってすごくいい。

Norikura Pioneer Roaster(@norikurapioneer)


買い出しは週1回くらい。遠征に行った帰りとかに梓川近辺のスーパー、ドラッグストア、ホームセンター、などで買ってきます。あとは生協(coop)をご近所さんと一緒に取り寄せたり。


岐阜と乗鞍のちがい

■歩数の変化
岐阜の自宅 2,000〜3,000歩
乗鞍すもも荘 9,000〜10,000歩
同じ在宅ワークだけど一日の動いている時間が多い。すもも荘の1階⇔2階の上り下り、息子の送り迎え(朝夕)、動いてるなあ。

■時間の流れが違う
「生活」に充てる時間が増えました。薪を運ぶ、薪ストーブをつける。岐阜の自宅では、お金をかけて、便利な生活をしていたんだなあと実感(建物、家電、身の回りの環境などすべて)してます。すもも荘でのくらしは自宅と比べれば不便そのもの、その分自分が動いて生活する必要があるんだけど、動いている方が体にも心にもいい感じ。

■身につけるものが変わる
岐阜の自宅では、在宅ワーク中は裸足で過ごしていました。家の外に出るときは「きちんとした」格好してました。すもも荘の中では、靴下とクロックス履いて足元を温めて、上下ともスキーウェアの中に着るアウトドア製品着てます(アンダーアーマーの長袖と、モンベルのダウンの腰巻き)。息子の送り迎えの時は、上下スキーウェアを羽織ってでかけます。滑る格好がベースの暮らしなので、私服は岐阜の行き来に使うくらいかな。

■生きることに必要なこと
旅するように暮らす。季節が逆転するニュージーランドに、息子と遠征していたときの経験が今にも生きています。荷物を少なめに、あるものを使って工夫して暮らす、不便な環境でも面白がって生きる強さ。必要最低限でも充分豊かに暮らせるんだなと、再認識しています。岐阜でのくらしをする私、他拠点で今は乗鞍でくらしている私、次はどこでくらしてみましょうか。ワクワクする。今のくらしがまた次のステップにいきてくるのかな。

Original article:すもも荘でのくらし official siteから転記

Interviewer:chie
Special Thanks:megさん
画像提供:megさん、Unsplash

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