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#7 ホワイト企業に入社したのに、パワハラでうつ病になった新入社員のおはなし

前回のnoteはこちらから。

「諦めず闘った自分が誇らしい」

「ホワイト企業に入社したのに、パワハラでうつ病になった新入社員のおはなし」はここで終わりです。

自分の信念を曲げず主張し、諦めず闘ったことで、ようやく終止符を打てたと感じられました。

きっと会社は何も変わらないでしょう、私がいくらあがいても、大した効力はありません。

しかし、闘ったことは決して無駄ではないと信じています。確実に私は強くなっている、辛かった経験を糧にして自分のため、人のために闘った。

「私は誰よりもかっこいい!自分が誇らしい!」と今は感じています。

私一人の力ではありません。

私の話を傾聴し、受け止めてくれた人たち
辛いときに夜遅くまで、話を聞いてくれた人たち
苦しんでいる私を励まし、笑顔にしてくれた人たち
私のことを「かっこいい、尊敬する」と言ってくれた人たち

立ち上がる力をくれたこと、生涯忘れません、本当にありがとう。いい仲間に出会えて私は幸せです。

声を上げれば、何かが変わる

私が声をあげたのを知って、闘う勇気が持てたと言ってくれた友人がいます。

自分が理不尽に傷つけられていることに気がつくことができなかった、辛い思いを抱えながら仕事をしていた…

「これはおかしい」と声を上げ、辛い状況を自ら打破したと、教えてくれました。

「本当に生まれ変わったみたい、自信が出てきてようやく自分のことが好きになれそう」と語る友人の顔は晴れやかで、知らず知らずのうちに自分の行動が影響を与えていたことに、心から嬉しく思いました。

私の闘いは、誰にも認めてもらえない、ほとんど何の成果もない、果たしてあの苦しみは意味があったのだろうかと思うこともありました。

しかし、自分の闘う姿勢を見て力をもらった人もいるのだと思うと、心の底から報われた気がしました

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気づいて、立ち上がろう

自分の置かれている状況はおかしくないか
周りに苦しんでいる人がいるのではないか
もしかしたら自分の発言や態度で誰かを傷つけているのではないか

ハラスメントとは、要するに「嫌がらせ、いじめ」

誰もが知らず知らずのうちに、被害者にも加害者にもなりえます。

だから、100%何の問題もないホワイト企業は存在しません。会社が人で成り立っている以上、ハラスメントにあわないと断言することはできません。

私が見聞きした例で圧倒的に多いのは、

①加害者は自身の加害性に全く気がついていない。(自分が悪いと思っていない)相手の苦しみに全く気が付かないor気づいていても共感できない。

②被害者は真面目で、努力家で、人の気持ちに配慮する優しい人が多い。そして、自分が置かれている環境を理不尽だと認識できず、苦しみを一人で抱え込んでしまっている

(上司に真っ向から歯向かうタイプ、何を言われても動じないタイプ、言われたことを全て他責で考えるタイプは、そもそもターゲットになりにくいのです)

「自分がされて嫌なことは相手にやらない」と同じくらい、
自分が傷つけられていることに気がつく、我慢しない」も大事にしてほしいと思います。

一連のnoteを読んで、気がついてくれる人が一人でもいるのなら、私の経験を発信した意味がある、そう思います。


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