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情報を精査する。
今年度に入って、小学校の教育の中でSDGsが居座っています。
17個の目標をもっと細かくしたチェックリストにして、日々の生活の中で実践できるところ・見直すべきところはないか考えてみよう、行動してみようと呼びかけが進んでるように感じます。
目標自体は子どもにとってわかりやすく実践しやすいものになっています。
興味を持ったり、気軽に実践するにはとてもわかりやすいなと思います。
で、子どもにとっかかりを与えるには十分だけど、大人にとってはどうだろうか?と私は最近疑問に思うことがある。
ウミガメの体内からストローは見つかりました
→プラストローは廃止すべき!!!
海面を漂うレジ袋がくらげに見えて食べてしまう
→レジ袋は廃止すべき!!!!
プラスチックって石油からできているんでしょ?
→紙袋にすべき!!!
とても、わかりやすい解決策に見えるけど、本当にそれで解決するの?
って思う。
ウミガメに届いてしまったプラストローやごみ袋は
誰かが不当に捨てたから起きたことなのでは?
プラストローやレジ袋が悪なのではなく、ポイ捨てする人が悪なのでは?
石油を使用することが悪なのであれば、
ガソリンで走る車も、石油ストーブも、火力発電も、悪ですか?
本当にその目標を達成したら、誰もおいていかない世界が完成するんでしょうか?そして、その流れに乗せられた世界は本当に幸せと言えるのでしょうか?
疑問は残る。大いに残る。
ただ、考えたり、議論したり決定した人間でも必ず全員死ぬのは決まっています。その先を生きていくのは、今はまだ存在すらしていない未来の人間たちです。
深く考える習慣のない小学生に「常識」としてSDGsを植え付けるのは怖いなと思うので、保護者として「思考停止」を生まない程度の知識を持っておきたいなと思うのでした。
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