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8歳男子との付き合い方


べったりからの卒業

小学校に上がって一人でできることが増えたけど、ママは大好き。私の言うことは基本的には素直に従ってくれていた。他の人の言うことは聞かないけど、私の言うことは聞いてくれた。そんな2年間が終わりを迎えました。
自我がメキメキと育ち、自分のこだわりがドドドーーンと火山のように吹き出しています。

始まりは散髪を嫌がるところから。

次男と長男ともに癖毛なので、3ヶ月に一度はかなり短めに散髪をしてきました。車型のカット台に乗れるところ、DVDが選べるところ、おもちゃが持ち込めるところ、帰りにお菓子が貰えるところ。いろんなカットハウスに行ったけど、どんなに餌で釣っても「切りたくない」と言うようになったのが、今年のはじめ。理由を聞くと

長いほうがかっこいいから

ほほーーう。そういうことね。

前髪触るの禁止令

そして、今朝のこと。
前髪が目の中に入りそうだったので、ついいつもの癖で、前髪をいじってしまったら

大激怒!
「触らないでよ!!!!」
部屋にあった扇風機を押し倒し(がしゃーーん)
ランドセルをぶん投げて(どかーん)ました。

鈍い私でもわかりました。
「ああ、もうそういう歳なんだな」と。親だからと言って踏み込まれたら、嫌なスペースができたんだな、と。

成長はいつも少し寂しい

今までもそうだった。
一人で登校の集合場所まで行けたときも、嬉しかったけど寂しかった。
初めて泣かずに登園した日も、嬉しかったけど涙が出た。
私のやることが彼のすべてではなくなったということ。そうして子は大人に近づいていく。

へその緒を切ろう

何かをしてあげようという気持ちが湧いたら、へそに手を持っていってチョキンと切る真似をします。そうすると不思議と落ち着く。あの子と私はもう別々の人間だって腑に落ちる。そうして、親は親に、子は子で生きていけるようになる。いつまでも依存していたら楽しくないもんね。
「へその緒を切る」は誕生学の青木千景さんに教わりました。子供に限らず、夫にも、親にも使えます。

まとめ

・前髪は触らない
・一人の人として尊重する
・必要な手助けは要請があればする
・構いたくなったら、へその緒を切る

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