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もどかしいほど静かなオルゴール店 瀧羽麻子 読書感想

ありえないほどうるさいオルゴール店の続編

続編とはいえこれ一冊でも読める
ただ前作との繋がりもあるのでやっぱりありえないほどを先に読んだほうが良い

今回の舞台は離島

ある離島で心の中の曲をオルゴールにできます、という点は同じ

変わらず穏やかな気持ちで読める一冊

前作のあの子はどうなったのか、ずっと出て来なくてやきもきもきしてたら、あ、そういうこと、とさらっとした一文でしたけど安心

今回も主人公はオルゴール店の店主ではなく、訪ねて来るお客様や島の人達

不思議なオルゴールで悩みを解決します!系の話ではない
気持ちの折り合いをつけるのはそれぞれの登場人物達
簡単に解決しましたでないからもどかしく、そして静かに進行していく

好きなのはほしぞら
昔ヒットした歌手が問題を起こして引退して、友人だった男がここにいるかもしれないと訪ねていくお話
人生色々あるけど本当のことを言ってくれる友人って大切だなと思える

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