今夜、ぬか漬けスナックで 古矢永塔子
槙生は母が生前住んでいた島へ身を寄せる
母と暮らしてスナックを経営していた男・伊吹は槇生を迎える
祖母が営んでいた漬物屋の残りのぬか床を槙生はかき混ぜる
ここは遠慮のないよそ者の視線をぶつけてくる
それでも島にしか行き場がない
ぬか漬けが食べたくなる小説
身体には良いけど食べ過ぎると塩分で身体には悪い
しかしぬか漬け美味しそう
チーズとかドライフルーツとか漬けるのは自由なんだ
ほんわかなだけでなく島という狭い地域での息苦しさ、母との消えないへだたり、ずるい男とかざらっとした部分も書かれている
しかしぬか漬け食べたらなんかいいかとなる
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