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“それ”がいる森 映画感想 ホラーコメディでいいかな

単身で故郷でオレンジを育てている田中淳一の元へ、息子が訪ねて来る
息子の一也は元妻にサッカーを辞めさせられたことで、淳一のところに避難しに来た
元妻と話し合い、一也は一旦こちらの小学校に通うことに。
友達も出来で森で遊ぶ中、変な物体を目撃してしまう


まずこれ、全く怖くない
映画というよりも二時間ドラマみたいな出来だと思う
主役を子供にしてそれの正体を探る冒険ものでもない
だって主人公は父親だから、父親がそれに立ち向かう
弱点みつけたとかやっているのがまたギャグみたい
子どもが行方不明になって正体不明のものの仕業でした、でも一か月でもとの生活に戻ります そんなわけないでしょうとツッコミ入れたくなる

子ども主役にした方が良かったんじゃないのと思うが、
なんとこの作品10億を超えた十分な興行収入を得ている

やっぱり邦画って誰が主役が大事なんだなと改めて気付かされるのがこの作品 あと、監督がリングを撮ったというネームバリューもあるからか

しかしこの脚本でも出演したくないと言えない演者に同情する


と、ここまで書いたが、この作品は観たことを忘れないという意味では優れている
これ観たっけ、観てなかったっけという忘れてしまう作品とどちらが良いのか
そういう意味で観た人に爪痕を残すのは間違いない
観た人同士で会話も広がるはず

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