ブルー・バイユー 映画感想 これかなりの大問題
アントニオはキャシーとキャシーの娘ジェシーと暮らしている
もうすぐキャシーに赤ちゃんが生まれるため、なかなか収入が厳しい今の仕事でなく別の仕事を探そうと考える
ある日ジェシーの実の父で警官のエースが巡回中にキャシーとアントニオに話し掛けて来る
エースの相棒がアントニオに挑発的な態度を取り、拘束しようとした為に暴れてしまい逮捕される
保釈されないアントニオは移民局にいた
養子になった際の手続きの不備で、アントニオは国外に追放されてしまいそうになる
思っていた以上に重い話
エンディングで国外退去される養子縁組された人達が映されていて、しかもそれはごく一部というのが現実
国際養子縁組でやって来た彼らにはほぼなんの選択も自由もなかったはず
なのに書類不備だからじゃあ出てってね、はあまりにも酷な処置
アントニオの実の母の記憶も、どうやっても国に行ったところで頼れないという手詰まりな状況
これまでかというくらいの現実を描いた作品
養子縁組した後も転々とし、虐待され、実の母にも頼れない
それで国から放り出されてどう生きていくのか
この後のストーリーも知りたい
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