レンタルフレンド　青木祐子　読書感想

披露宴に出て欲しい　バイトとして。
それが切っ掛けでレンタルフレンドを職業にした七実

七実が依頼して来るお客との連作短編集

一時話題にもなっていたレンタルフレンド
結婚式に呼ぶ友達がいなくてもいい。では済まない。
だからお金でレンタルして呼ぶ。
後から親族の人とかにつっこまれないのかなと思うが、ケンカ別れしたとかで誤魔化すのかな。

七実もこの先は延長料金が必要とかコースのお金がとか言うわりにはしっかりと客に寄り添い、レンタル以上の働きをしている
実の友人以上に肩入れしているじゃないか

ここまでやるのは仕事だから完璧にやりたいだけ？

そうとは思えない情の深さがある

もちろん良いお客だけでなく、レンタルフレンドなんてやって将来どうするのとネチネチ言う人もいる
トラブルもある

でもレンタルフレンドとしてプロの七実の姿勢は素晴らしい

シリーズ化して七実の仕事をこなしていく姿を見てみたい