旅のラゴス 筒井康隆 読書感想
文明が崩壊した世界
人々は超能力を持って生まれている
旅を続けているラゴスは転移を繰り返しながら、人々と出会う
タイトルは知っていたけど読んだことのない本
SFだった
筒井康隆さんはSFが有名だから、当然のことだけど勝手にロードムービー系だと思い込んでいた
SFといっても超能力が頻繁に出て来るわけでもないし、超能力で戦うわけでもない
あくまで旅と土地がメイン
旅だから危険もつきもの
面倒事に巻き込まれたり、盗賊にも出会ったり、奴隷として捉えたりもする
しかしラゴスは危険に合おうがずっと旅を続けたいという気持ちのまま生きている
周囲が引き止めても止まらない
ラストはこれで終わり?と一瞬思った
もしかしてこの続きはラゴスの旅の終わりかもしれない
再会して旅が終わるから、終わりなんでしょうか
文章だけでも異国の空気を感じさせるのが素晴らしい
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