ラーゲリより愛を込めて 映画感想 クロー!
シベリアの強制収容所であるラーゲリに日本人の捕虜が収容されていた
山本幡男も故郷に残していた家族を思い、いつか帰ることに希望を持っていた
大体予想通りのベタなストーリー
これで変化球を投げられても困惑するだけなので、このベタで正解
ちょっと大仰かなと思う部分もあるけど、許容範囲
このジャンルの作品は大体こんな演出
盛り上げて泣かす それが課されているジャンル
しかし捕虜として疲れた人々の癒しとして飼われていたクロが行方不明
なのに日本に引き揚げシーンでいきなり現れて走って来たのを、
待って船出さないで止めて→クロ救助 一緒に日本へ
ここは盛りすぎでしょ、とさすがに冷めた目で見ていた
フィクションとしてやり過ぎ 普通にクロも一緒に帰還でいいでしょ、と。
ところが調べて驚愕
クロは実在した上に、船を追い掛けて来て、その船を止めて引き上げられたシーンは実話だった
フィクションとか盛りすぎとか思ってすみませんでした!
クロはその後幸せに飼われたようでよかったね
肝心の本編はベタ話なので、ベタに泣いた
やっぱり戦争は悪だし、上官だから何してもいいわけでもないし、戦争の所為で理不尽に命を落とすことになるって全部悪ですわ