見出し画像

答えは市役所3階に 辻堂ゆめ 読書感想

コロナ禍で悩みを抱える人達
市役所で始まった相談室のサービス
利用者が徐々に増えて来る
就職に悩む高校生
婚約破棄をされた男性
育児ノイローゼの母親
日雇いバイトが無くなったホームレス
リモート授業で引きこもりがちな人
それぞれの悩みを相談室は受け止める

コロナで先が見えない不安、色々潰された不満
悩みすら打ち明けられない人はメンタルを潰されてたかもしれない
吐き出す場所があるというのは重要

1話の母子家庭だから就職したいが、希望のところは成績優秀の子が行くからダメ 残された就職先は希望のところじゃない
コロナで就職する先も少なくなっていると八方塞がりの中、母があまり話を聞いてくれない状態にこちらまでしんどくなった
全部読んだら、なあんだよかったで終わるのだけれど、続きがあって、
相談室の人達であの人は悩み事とは別のことを抱えているという推測で、そういうことかという気付きがある
悩みを打ち明ける でも全ては話せない
中にはちょっとした闇もあり、これはいいのか?と思ったりもする

面白かったので続編希望
コロナ禍が収束してもまだまだ悩みを抱えている人達はいるはずだから

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?