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監禁 秋吉理香子 読書感想
看護師の由紀恵は本日退職する。
三交代で勤務していた病院が二交代に変わる為、一歳の娘との過ごす時間を選んだ為だ。
勤務中、娘は夫に預けてある。
休憩時間に様子を聞こうと電話するが出ない、メッセージも既読スルー。
何かあったのかと不安になる。
一方その頃夫はゴミ出しをした時に拉致されていた。
喘息持ちの娘は部屋に放置されたまま。
犯人の隙をついて逃げ出すことを考える。
監禁されている夫と、病院で働き忙しい中で電話するが連絡が取れないことで焦る妻。
同時進行のサスペンスは意外な結末を迎える。
病院に勤務している由紀恵。
看護師の仕事がきつすぎてそっちの描写も辛い
マタハラセクハラさらにストーカーまでつくとかどんな苦行
やりがいのある職場でもあるという部分はあるけど、師長の意見すら軽んじる医者もいてミスも押し付けられたりと酷いな
読んでいるとかなり気が滅入る
監禁パートは相手が話しの通じない犯人で絶望しかない
一歳の娘を残して気掛かりでこのまま無事に帰れないかもしれない、でも頑張って!と応援する
かなりボロボロになっているけど娘の元に絶対に帰るんだ!
そして訪れる終盤パート
世の中、どんな危険が起こるかわからない
幸せというのは危険にさらされて初めて気付くではダメなんでしょうね
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