ニートになって、実家に帰ってきてよかった
帰れる実家が残っていてよかった
両親が離婚してなくてよかった
妹が実家を出ていなくてよかった
ペットが生きていてくれてよかった
みんながいる状態で帰れてよかった
みんなが私を受け入れてくれてよかった
このタイミングで仕事を辞めてよかった
離れてる間で考え方が変わって会話の中で受け入れられないこともあるし、離れてる間に起こった知らないこともたくさん知ったり
離れたことである意味他人となり、お互いひとりの大人としていち個人としての質問をするようになったり
離れたことで家族という認識が強くなりより大事にしたいと思えたり
離れたことでいろんな家族の形を知ってより愛が深くなったり憎しみを思い出したり
過去にしてもらってきた愛を思い返したり
可愛がられてきた存在だと勝手に認めたり
そんな私を自分で酷い扱いしてたなと思ったり
親だって1人の人間であるのにぞんざいな扱いをしていたことに改めて気付いたり
家族だからやってもらって当たり前というふうに思ってなかったつもりだったが、実際の自分は搾取していると認識されていたこと
自分は公正なつもりでも相手が公正だと思っているかどうか確認が必要なんだと知った
相手がそれをやりたくてやっているのか、できるだけやりたくないのか、手伝った方がいいのか(この言い方だと不機嫌にさせてしまうことがある、私もやりましょうかと)
ただ、ニートや実家暮らしにどう思うかは親によって違うのはわかっていたつもりだったが、思ったより自分の親が否定的に感じられてショックだった
それでも自分の考えを、なかなか言葉にまとまらないが言えてよかった
どうしても感情的になってしまい、でも感情的だからこそ伝わることもあったかなと思うし、それだけ感情の伴うことだった
言葉にする力を、改めて培いたいと思った
帰ってきてようやく2週間、時間をかけていろんな話をして、お互いを理解したい
ただ幸せであって欲しいと思う
改めて愛されている、自分の愛も伝わっていると確認できるとまた遠くに旅に出ても大丈夫だと思える
幼稚園の頃からの親への憎しみは、他の家庭を知って自分の家庭と比べることで生まれた
自分の親のいいところは、自分の中での普通なのでプラス要素にはならない
他の家がマイナスだと思うだけ
だから憎悪ばかり増えていったように思う
上には上がいるけれど、隣の芝は青いけど、比べようのない、確かに満ち足りた幸せな時間があった
それは忘れずにいたい
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