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発信は出会いをつくること

大学や出版社など、ずっと組織で働いてきたわたしは、自分を前に出すことが苦手でした。
目立ちすぎずに安全な範囲内で、プロジェクトもサブリーダーくらいがちょうどいい、なんともほどよいさじ加減の生き方でした。

そのぶん、独立して自分の仕事を始めてからは

① プロフィールに顔写真を出す
→そんな芸能人でもないのに.‥という恥ずかしさ

② 自分の考えや思いを伝えるブログを公開で書く
→断定する勇気がない、批判されるのではと怖い

③ 仕事に関して発信していく
→仕事の発信は嫌われるのではという不安

④ いいねやフォローの数に一喜一憂せずにつづける
→外側の反応に揺らぐ自分に直面する虚しさ

⑤ 痛いフィードバックをうけとめる
→自分の何かが悪かったのだろうかという自分責め

なんなら、そもそもわたしは何がやりたかったのかと彷徨いはじめる

などなど、起業した人の通過儀礼あるあるを(現在進行形でも)ほぼフルコースで味わっています。

でも、発信しなければ出会えなかった方がたくさんいて、仕事としてのサポートが終わっても、応援しつづけたい存在としてこの世界にいてくれて、つながりつづけている。

その喜びを思うと、コンテンツを磨く一方で
「どうやったら見つけてもらえる?」
「お客さまは何が知りたい?」
そう考えるのが楽しい、もう一人の自分が育ってきています

この愚直なプロセスを経験してきたからこそ、共感できることもサポートできることもたくさんあるなあと、誇らしくも思うのです。

そして、この過程の一つひとつが、自分の思いを確認してゆくステップでもありました。

(つづく▶️)



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