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嗤咲痩人歌二首 石麻呂にわれもの申す夏痩せによしといふものぞ鰻とり食せ 痩す痩すも生けら…
子等を思ふ歌一首 序を并せたり 釋迦如來 金口に正に説きたまはく 等しく衆生を思ふこと …
ねになきてひちにしかども春雨にぬれにし袖と問はばこたへむ (ねになきて ひちにしかども …
いとせめて恋しき時はむばたまの夜の衣をかへしてぞ着る (いとせめて こいしきときは むば…
夏ふかみ 野原を行けば 程もなく 先立つ人の 草がくれぬる (なつふかみ のはらをゆけば…
時は六月(みなづき)のつごもり、いと暑きころほひに、宵は遊びをりて、夜ふけて、やや涼しき…