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私が唯一続けられていること

今日は仕事がお休み。

溜まった家事を最低限こなし、昼寝をする。

その後、晩ごはんは仕事&トレーニング帰りの旦那さんと落ち合い外食をした。

お互いに酒の強さは人並み。

日本酒を2合飲んだ旦那さんは珍しく酔っ払ってしまい、店を出てから近くのベンチに座って休憩を取る。

水を少し飲んでもらうも動けないのと眠いようで30分ほどベンチで過ごした。

私は時間を持て余して携帯をいじり始めたが、ふとデジャヴの感覚に襲われた。

ちょうど10年前の6月3日。

私と旦那さんは付き合う前のまぁまぁいい感じの関係で、その日も2人で外食をしていた。

私はハイボールを飲み過ぎて潰れてしまい、彼の介抱という名の濃い目のスキンシップを受けて「これは…?」と関係が進展する予感を久々と感じた。

予感が的中し、お互いの気持ちを明かし付き合う事になった。ちょうど10年前。

その後同棲し、すったもんだの末に結婚。

きっと旦那さんは今日がちょうどその日だなんて覚えてはいないだろう。

様々な記念日をまともに祝わない2人なので。

お互いに極度のめんどくさがりのため、誕生日にケーキを食べる程度。

更に私は何事も長続きしない。

資格取得も筆ペン講座も長続きしない。

アイドルもアーティストも3年が限度で冷める。

唯一続けられているのは

旦那さんを好きでいる事。かれこれ10年を超えている。

また10年後に私は彼の隣に居られるのだろうか。

出来ればそうしたい。

酔いから少し覚めて歩き出した彼の隣でそんな事を思った。

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