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教員になりたい!

小学校の頃から、ずっと“先生”に憧れていました。

先陣を切ってみんなを引っ張っていく感じとか
みんなの前で堂々と話す姿とか
生徒一人一人と向き合おうとする心とか
私の中では全部かっこよかったんです。

私は、幼稚園、小学校時代は超人見知りで、優柔不断で、相変わらず泣き虫だったので、、

“先生”という立場が、私とは正反対に見えて、すごくキラキラしていました。

幼稚園時代の話

幼稚園の時は背が小さい上に髪の毛くるくるで、よくバカにされてました。

背の大きい男の子が、私に近づいてきたと思ったら、帽子の首のゴムを思いっきり引っ張って手を離してパチンっ!とだけやって笑って去っていくとか、、

それが嫌で嫌で、でも幼稚園では強がって泣かず、痛いのを家まで我慢して家でいっぱい泣くとか、日常でした。

幼稚園での楽しい思い出は正直あまり覚えていないですが、たった1つ鮮明に覚えているのは、

幼稚園のクリスマス会のサンタさんが自分のおじいちゃんだったこと!

くらいかな笑

県外からわざわざボランティアでサンタさんをやりに来てくれる孫への愛情!深いですね🫶


バレエを始めた話

幼稚園の時にクラシックバレエを始めました。
何度も発表会に出させてもらったり、9年間も!
楽しい時間を過ごすことが出来ました。

将来はバレエダンサーになりたいなと思っていたこともあります。

その時から踊ることが大好きでした。

踊ってる時だけは、全て忘れられるというか、
嫌なことはとりあえず置いといて!ダンサーとしての私でいられる時間でした。

でも、いつからかバレエの先生になりたいなと思うようになっていました。

きっかけは、なんだろう、、

覚えていないけど、ずっと踊っていたいと思っていたことだけは確かです。


現代に求められているのは

まぁ、なんやかんやあって今学校の教員を目指しています。

が‼️

正直苦しい!大変すぎる!

え、これ高校生のうちに知っておかないといけないの?

こんなところまで聞かれるの?

そこまで考えなきゃいけないの?

これ教員採用試験だっけ?

ってことばっかりです。

それを大学で学ぶんじゃないの?っていつも思っていますが、それでは甘いみたいです。

知識不足、実力不足、経験不足を痛感して毎日涙です。

泣いたって仕方ないことは分かっているし、泣きたくて涙出してるわけではないんですけれども、

自分の要領の悪さにガッカリしたり、考えることが多すぎて、しかもその内容が難しすぎて、、

毎日プチパニックになったりしてるわけです。


先人達の教え

私が考えていたよりも、教育の世界は広く、奥深いものでした。

なんとなく、教員かっこいいな〜と思って!

では通用しない。そんなものは求められてない。

現代の教育課題に対して、

あなたの意見は?

そう考える根拠は?

どのように解決したいと考えているの?

志望理由書も、

なぜ教員になりたいの?

あなただからこそ見出せるものは?

それをどう活かしていくの?

自己推薦書もそうで、

自分の長所とか、今まで経験してきたこととかを並べて書くだけでは、ただの感想文になってしまう。

教員を目指す根幹になる、私だからこそのきっかけが必要不可欠だそうです。

あ、それ他大学でも出来ますので。

と言われてしまえばおしまい。

なぜこの大学の、この学部の、この専門領域を選んだのか。

まだまだ深めなければならないことが山積みです。


思い出したこと

最近学校に行く意味が見出せずにいました。

受験で使わない教科の授業ばっかり、

放課後に部活もないし、

まじ休みてー学校!!

って毎日思っていました。

でも、ふと思いました。

私、ずっと学校好きだったのにな、

なんでこんなに面倒くさがって、
サボることばっかり考えてるのかなって。

今までずっと学校に行くことにルンルンで、
土曜日も学校あればいいのにーと思っていたんです。

それがいつの間にか、こんな体たらくに、、

正直、受験のための自己分析が苦しすぎて、

自分の書いた文章に対してなぜ?なぜ?と言われることが怖くて、

それに答えられない自分も惨めに感じていて、

学校に行くことが負担になっていた日もありました。

これは自分か?と疑うくらい、初めて溢れ出てくる感情に大パニックでした。

そんな日々を過ごして今は、

そんな贅沢な環境の中で何言ってるんだ、と思っています。

出来なくて当たり前じゃん?

やったことないんだもん。

そういう考え方があることを、部活で知ったんだった。

部長になって、部の先陣を切る人でありたかったけど、何すればいいか全然わかんないや!

って時は、仲間に頼ればよかったんだった。

先輩に、先生に、アドバイスをいただくために動くことが大切なんだった。

色々な人達が、私のために時間を割いて応援してくださってる。

先生も、友達も、家族も、

こんなに有難いことなくない?

期待してくれてるし、第一志望に受かれば良いことしかないのは当たり前に分かってる。

受験後の楽しみを、今の苦労で買うしかないんだと思いました。

第一志望の受験日まで、あと2ヶ月弱。

頑張るしかないですね。

ある先生がおっしゃっていました。

たとえ今日が子供の誕生日で、家で子供が待っていたとしても、

先生、今日心が苦しくて、話聞いてください。

って生徒に言われたら、帰りますか?

帰れないですよね。寄り添って話を聞きます。

そうだ、学校って、先生って、そういうところが素敵なんだよなって思い出したんです。

そういう心が、本気で向き合う姿勢がかっこよくて、そこに憧れているんです。

今私のために沢山の時間を費やしてくれている人達に、良い結果で恩返ししたい。

狭き門なのは承知な上で、受かると決めたので、

ほかの受験者も、その覚悟で来るはずですが、

上回ってやりたい。掴み取りたいです。

いっぱい泣いて喚きながら、頑張ります。

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