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すきな空間

 今年は ミニシアターへは5年ぶりくらい...観劇は10年ぶりくらい...だいすきなものに ひさしぶりに 触れられることができて...うれしいです。

 しばらくの間 ミニシアターに行くことができていなかったけれど 今年になって ひとりで自分のすきな映画を見ることができる時間を つくれるようになって ちょこちょこ 観に行くようになりました。はじめは ちょうど自粛期間明けということがあって 緊張して 行ったけれど いざ 映画館にはいると 映画館は 今までに通っていたときと 変わらずに存在していて なんとなく 変わらずに 迎えいれてくれているような気がして... とても あたたかみと やさしさを 感じました。ほんとに ひさしぶりに ひとりで  お気に入りの映画館に行って 映画館の座席に座った瞬間 ほっとするような... すきな感覚が もどってきたような...うれしかったです。映画館の方の対応も 大変ななかなのに...今までと変わらずに対応されていて...  やさしくて 気持ちの良い ひとときを 過ごせました。

 観劇は ほんとに ひさしぶりで 10年ぶりくらいで...今回も 観ることができるとは 思っていなかったので...うれしさ 倍増でした。

 今回の観劇は 劇場ではなく 配信での観劇でした。それでも こんなにも 集中して ひとつの演劇を観ることが できたのは 久しぶりで...うれしくて うれしくて。 

 観劇をする きっかけとなったのは この作品が上演されるまでの稽古期間中の様子を追った ドキュメンタリーの動画でした。ずっと 観ていたら だんだんと ひきこまれていって 戯曲自体にも 興味があったし ひとつの空間から ひとつの演劇がうまれる瞬間を見たような気がして 感動したからです。それで...観たいと思ったものの チケットの取り方が いまいち 分からず...やっぱり 観ることを あきらめていたところ...この配信の演劇の上演を主催している 第7世代実験室が YouTubeにて チケットの取り方の動画を投稿してくれていて...

 その動画のおかげで 10年ぶりに 観劇をすることが できました。いざ 観劇をして うれしかったのは 以前 観劇をしていた時に感じて 楽しんでいた 上演がはじまる前の 幕の後ろから 聞こえる 準備中の声だったり 上演開始のブザーだったり 上演後の その場にいないと感じることができない 余韻だったり...劇場にいないと 感じることが できない雰囲気をそのまま 配信で 伝えてくれていたことです。感動しました。

 配信の舞台だけれど ひとつの空間から うまれる 生命力みたいなものを感じました。

 チケットの案内も 丁寧で なんか あたたかみと やさしさを感じて 久しぶりの観劇は 素敵な体験に なりました。

 ミニシアターも 劇場も ひとつひとつの空間が 大切にされていて 愛されていると ほんとうに あたたかさや やさしさが伝わってくると感じました。今年は いろいろ 憂鬱な気持ちにもなったけれど 自分のすきなものに 再び触れることができた うれしい年でも あるかなと 思っています。ありがとうございました。


#やさしさにふれて

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