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無人駅を出発し、今日はいろいろあったので少し考えを整理した

所用で久しぶりに無人駅を利用しました。

どうしても経由する駅の関係上、自宅から3.2km離れている無人駅を利用しないといけなくて、車もない私は徒歩で行くしかなく、もうちょっとした遠足。

着いたはいいものの入口が分からず、電車乗り過ごすかと焦りましたが、偶然同じ電車に乗り合わせる若人が駅のホームへ向かうのを目撃し何とか事なきを得ました。死ぬほどでっかい看板とかたてといてもらえると大変助かります。

そういえばゆっくり車窓から景色を眺めるなんてこともしてなかったなと思って、急に写真なんか撮ってみたりして。

通り過ぎるトタン屋根、もやで少し淡く見える山。時間は夕方から夜に差し掛かるタイミングで、徐々にトーンダウンしていく空をただ眺めていました。

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詳細省きますが、ちょっと人と会う予定があって。初めて会う人だったんだけど、その人が話していた「自分の生きる意味を探している」の言葉が、ずっと脳内でリピートしていて。文脈的には、その人の人生はとてもクソのようなもので、長生きするつもりはないが、せめて自分の生きる意味とか、存在価値は見出したい――って言ってて。

そのクソな部分とか、なぜクソだと思うのかとか、なんで長生きしたくないのかとか、色々色々質問して、自分が見聞きしたことはなるべく全部伝えたつもりだけれど、何というか、ほんとにキツかった。

他人に自分の考えを押し付ける必要はないのだけど、生きる意味や存在価値を見出さないといけないほど自分を追い詰めるのを止めてほしいと思いました。周囲の人間が何と言おうと、自分だけは自分の味方でいないと、この世界は至極生きにくい。ナルシストにはならなくてよいけれど、自分で自分の人生を悲観してはいけない。どんな性質も性格も才能も個性も環境も宿命も、逃れられないものはたくさんあるかもしれないけど、そこで生きる自分の人生を、せめて自分自身では受け止めて、向き合ってほしいなと、強く感じました。

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もっと、表現力を磨きたいと思いました。

誰かの背中を押したり、新しい視点を提供したり、自分に出来ることがある気がしています。そのための力が足りない。私はフリーランスになって(まあ正確には有休消化あけてから、だけど)、自由に発信できる時間と場所を手に入れました。まだまだ影響力なんてないけど、誰かに響くものを書いたり、話したり、伝えたりできるような、そういう人になります。

ちょっち抽象的だけど。

住吉泰地(すみよしだいち)



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