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より良い会話をするための10のこと(TED Talkより)

TED Talkは色々な専門家や有名スピーカーの言葉を気軽に聞く事ができる素晴らしいプラットフォームなので、たまに電車の中などで開いて面白そうなものがないか確認したりします。聞き取れない英語があってもTranscriptを出すこともできるし、日本語の字幕がついているものもあるので助かります。

先日、コーチングの勉強をしていてもう一度聞こうと思ったTED Talkがこちらです。最初に知って以来、おそらく10回くらい聞いています。笑

"10 Ways to have a better conversation"

Celeste Headleeという女性の12分くらいのスピーチです。
最初に聴衆に、いい会話をするためのコツってどんなことがあると思う?相手の目を見る?テーマを事前にリサーチしておく?相槌を打つ?・・・・・・ そういうのは、全て忘れていいですよ!というところで笑いが起きます。

ではどういったことなのでしょう? 下記が紹介されていた10のアイテムです。

  1. Don't multi-task.  Be present.  マルチタスクはNG

  2. Don't pontificate.  威張ったり勿体ぶった話し方をしない

  3. Use open-ended question. オープンクエスチョンを使う

  4. Go with the flow. フローに乗って

  5. If you don't know, say you don't know. 知らないことは知らないと言おう

  6. Don't equate your experience with theirs. 自分の経験に置き換えないこと

  7. Try not to repeat yourself. 何度も同じことを言わない

  8. Stay out of the weeds.  細かいディテール(年号とか名前とか・・・)は省く

  9. Listen. とにかく傾聴 

  10. Be brief.  簡潔に

コーチングのスキルと同じだった

こうやって聞いてみると、コーチングで今学んでいることとほとんどが被ってくることに気づきました。以前このスピーチを聞いた時にはなかった気づきです。(聞き返す、読み返すっていいですね♪)

英語だと人は平均的に1分間に225words話しをして、一方で聞く方は1分間に500words聞けるそうです。そうなると、残りの275words分のキャパはどうしても他のことを考えてしまうとか・・・。

確かに、誰かが話しているのに、「次にどんな質問をしようか」「それって自分の経験と同じだ、話したい」などと頭に浮かんでいて、話に集中していない時って誰しも経験があるのではないでしょうか?

コーチングはとにかく「傾聴」が大事、の意味が今更ながら分かってきたと感じています。よく聴いて、そして待っていると、ご本人から出てくる言葉、または非言語から、別の課題が見えてきたりもするものです。

Celesteの最後の言葉がとても素敵です。

Go out, talk to people, listen to people, and most importantly, be prepared to be amazed!

Celeste Headlee

人は自分にないものを持っていて、いろんな新しいアイディアや知識に気づいたりさせてくれます。いつも驚き感激する準備をしよう!というのは素敵な考え方だと思います。「人」に純粋な好奇心がある私は、この考え方に大いに共感しました。

普段から取り入れていきたい

せっかくの学びは仕事上だけではなく、家族間でも取り入れていきたいものです。まずは夫との会話から・・・といったところでしょうか。
双方が基礎知識として理解しているととってもいいと思うので、まずはこのTED talkを勧めてみようかな。🤗

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