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土地購入決定のプロセス

二拠点の「拠点」は海か山か?

二拠点生活を目標に土地を探し始めた時、最初は関東にアクセスが良く海も山も近いということで、小田原〜熱海、伊豆半島なども視野に入っていました。ただ、近年ますます顕著になっている温暖化・・・それを考えるとやはり山のほうがピンとくるなあと。

山のある内陸へ・・と決めると今度はエリア選定ですが、以前ご縁のあった軽井沢は大好きなものの、人気があるだけに車の渋滞が気になるし、少し高め設定。そして、体験済みの湿気具合いも気になりました。

そこで思い出したのが、数名の友人たちがすでに別荘を持ったり、将来住みたいと言っている八ヶ岳エリア。さほど土地勘はないものの、清里、蓼科あたりは行ったことがあって良い印象だったし・・・

別荘管理地にするかどうか?借地権か所有権か?

ほぼ山で暮らすことを考えているものの、私は会社が東京にあるので行き来することを考えると、当然不在時のことも考えなければなりません。なので、別荘管理事務所のある土地は前提でした。ただでさえ不慣れな土地、冬は氷点下の土地に行く訳ですから、困った時に頼れる管理事務所は心強いと思います。

幸い、数年前にこの地に別荘を購入した友人がいたので、探す前にいろんな質問をして情報収集をしました。年間管理料も気になります。

所有権にするか借地権にするかは、土地が気に入れば借地権でも、という考え方もあります。ただ、そんな心配はないと聞いてもなんとなく、借地権更新のときに絶対にトラブらない確証はないような気がして、最初から所有権の土地を探しました。

今回、訪れたのは三井の森、丸山の森別荘地、そして富士見高原別荘地です。このうち、丸山の森は借地権の土地となります。三井の森はとても広く、いかにも昔ながらの正統派別荘地という佇まい。ただ、あまり奥へ行ってしまうと標高がだんだん高くなり、そして管理事務所からも遠く、雪が降った時の道路がちょっと心配な感じ。私はあまり運転に自信がないので、うーん、ちょっとダメかな、と。

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↑三井の森にて、お庭の手入れがしっかりした家。

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↑丸山の森別荘地内にある鳥居。すごいパワースポットのようです。


最終的に決めた富士見高原別荘地は、三井の森と比べると庶民的な感じですが(なおいい!)小淵沢を出てから鉢巻道路を北上して両脇に別荘地が広がり、アクセスが良いこと、そして年間管理費も良心的であることが魅力でした。

そして出会ったのは、すでに伐採済みの土地。オーナー様に聞くと、全体を伐採するのに90万円かかったとか。ううっ・・・ありがとうございます、と小さく心の中でつぶやきます。

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地盤調査はしておきたい

土地の地盤調査は一応正式な契約の前に済ませておきたかったので、施工していただく会社にお願いしました。山なので、土砂崩れ警戒地区のイエローゾーンやレッッドゾーンというものがあります。 さすがにレッドゾーンだったら購入を諦めたと思いますが、イエローゾーンの範囲は結構広く、聞くと近くの沢になりうる谷間(今は水はなし)に、豪雨の場合に水が溢れる可能性があるから、とのことでした。ただ、少し距離があるのと、地盤がしっかりしていればそこまで心配しても仕方がないだろうという判断をしました。 それだけに地盤調査→その結果、しっかりした基盤を作ることがとても大事です。

結果、なかなか良好な土地でホッと安心・・・

無事に契約までこぎつけることができてこの記事を書いています。

この時代、二拠点生活やUターン、地方への移住を考える人は多いと思います。私は何度も人生で「清水の舞台から飛び降りる気持ち・・・」になったことがありますが、今回の決断は最たるものかもしれません。ただ、健康、家族、メンタルヘルス、健康的な食べ物、自然と接すること・・・そんなことを考えたら勇気を出す価値があると思ったのです。 将来は完全移住も視野にいれながら、プライベートなプロジェクトスタートです。

そして、これから二拠点を考える人のなにかしら参考になったとしたら、この上なく嬉しく思います♪


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