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【ぼちぼち往復書簡】安心して出かけることを現実化させるために。 From すみこ
ようこちゃん、佐渡島に行ったんですねー。写真、綺麗〜!ほんとにラピュタみたい!
出張も解禁とのこと、わたしの元にも先週、お出かけのお誘いがいくつも入ってきて、世の中が急に動き始めた感じを味わってる。
お出かけといっても日帰りだけどね。最近のわたしは家族優先なので、カレンダーを見て母がデイサービスで不在の日、病院の付き添いの予定がない日、できれば弟が休みの日、というのを選んで先方に候補日を提示して日程を決める感じです。
なんとなく心配な気持ちを持ちながら出かけるよりも、今日は家にいなくても大丈夫という日に出る方が、自分もずっと気楽なのよね。
親の見守り同居中を公言していると、周りの人たちの方が「いつなら出られる?」と聞いてくれるので、なんともありがたい。
今日は弟と一緒に居間の模様替えをしていたのよ。
脳梗塞の影響で視野が狭い上に、足腰が弱って転倒の心配が出てきた父が、動きやすいように、危険がないようにとソファーやテーブルの位置を変更してみた。
父のためと言いながら、実はわたしたち姉弟の心配指数を減らす効果の方が高いかもしれない。
これならば、父をひとりで家に置き去りにしても危険はないな。と思えることは、心おきなくお出かけする最低条件なのよね。
ついこの間、ひとりで散歩するという父を見送って、「転ぶんじゃないだろうか・・」と心配エネルギーを発してしまったら、やっぱり本当に転んじゃったということがあってね。
ああ、やっぱり・・・と反省したのよ。
わたしの発する念が世の中を動かすということじゃなくてね、この小さなファミリーワールドでは想いが現実化するワンネスが成り立つ、ということを確認してしまった。だからね、安心する為の策は本人の為であり、わたしの為でもある。
今週はお出かけ予定がふたつもあって、ウキウキしてます。
北海道は初雪が降ったよ。東京も寒くなってきたようですね。暖かくしてね。
すみこ
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