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皮膚感覚 侮ることなかれ

最近、皮膚、肌のことが書かれている記事を読んで共感を覚えることが多いと感じています。
皮膚についての研究も進んでいることも理由としてあるのでしょう。
ネットの環境が進んだこともありますが、
今日は色々な情報があり、興味深く記事を読んだり、参考にしたりしています。

私はアトピーということを置いておいても、以前から肌の感覚が敏感であると自分自身は感じておりました。ただその感覚は人に説明をすることが出来ず、また、人と比べることは困難なため、今まで言葉にすることはあまりありませんでした。
また、人も同じように感じているのかどうかも分からないのも正直なところです。
どのような皮膚感覚かというと、主に肌が直接触れる、下着、服の素材、感触、風通し等、季節、気候に合っているかが気になります。
また、その気候に合っていない服を着てしまった時は気持が悪く、居心地が悪く感じてしまうのです。
また、その日の空気感にも敏感に反応することがあります。空気感については、皮膚だけで感じているのではないのかもしれませんが、湿った空気、乾燥した空気、爽やかな空気、凛と張りつめた空気感を細かく感じたりまします。凛と張り詰めた寒い朝に春がやってきていることを感じたり、夏の終わりに秋の気配を感じたり、一日一日と秋が近づいていることを肌で感じます。
また、不思議なことにある空気を感じるとある曲を自然と口ずさんでいることがあります。その曲をよく聴いていた頃を思い出すと、ちょうどその季節と重なる事を何度も経験しています。その口ずさむ曲は、主に中学生、高校生のころに聴いていた曲が多いのです。その頃から、空気感を肌で感じていたのかもしれないと今は考えます。

その空気感というものも曖昧であり、人にはなかなか伝わらないことですが、少なからず人それぞれ感じることがあるのではないでしょうか。

また長年皮膚の研究をされている「皮膚は考える」を執筆されたの傳田光洋氏の記事を見つけました。
「私自身は肌感覚というのは、五感のなかで環境からの情報を桁外れに最も多く感知し、一方でその多くが無意識下に作用し、意識にならない感覚だと捉えています。そもそも、触覚は個人の主観や環境に密接に関わっているため、容易に言語化して、共有することがとても難しい。同じものを触っても、好きか嫌いかで感じるものが大きく異なるので、これまで論じられることが少なかったのだと思います。」

「皮膚は光や音からも無意識に影響を受けている可能性があることを提唱されています。
外界からのストレスが続くと、そのサイクルが乱れて、バリア機能が落ち、免疫機能も低下することもわかってきています。
また、アトピー性皮膚炎などによって肌状態が良くない人は、精神疾患になりやすいことがほかの研究者によって報告されています。皮膚の状態と心身の状態が、相互に影響を与えているというのは以前からわかっていましたが、さらに研究が進んだことではっきりとしてきました。」
とも仰っておられます。

光や音からも影響を受ける可能性があるというのは、少なくとも音で何か肌で感じることがあるということなのでしょうか。そう考えると、私がたまに感じる、ある空気感を感じると同じ空気感を感じた時によく聴いていた曲を自然と口ずさむ行為は、少し関係があるのかもしれません。(関係がないかもしれませんが、、)
関係があったとしたら、とても不思議です。
そう考えると皮膚という臓器は、ありとあらゆる色々なことを感じているかもしれません。

自分自身も今までよりもっと、注意深く観察していくと面白いことが分かるような気もしてきます。

このように以前より自分自身で不思議に感じていたり、また、敏感な皮膚感覚があることが文字になり証明されたりしていますので、今はとても面白い時代であるとつくずく感じています。

今までは語れなかった自分自身の皮膚感覚を言語にしていければと考えています。
ますます、皮膚は不思議な臓器であることが分かってきましたので、今後、調べていきたいと考えています。


お読みいただきありがとうございます!!!よろしくお願いします☆