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体の関係から始まる絶望
好きだから手を繋ぐ
好きだからキスをする
好きだから体を重ねる
いつの日からかそんな当たり前が消えた
人肌が恋しくてとか
なんとなく雰囲気に流されてとか
好きかどうかなんて確認もされないくらい
どうでもいいことになってしまったみたいだ
大人だから なんて子供みたいな言い訳をして
体の関係から始まる恋愛を受け入れる
なにも分からない知らない
自分の心を騙して騙して
全て気づいてないふりをした
純粋な心にドス黒い波がどんどん流れてきて
その心を守ろうと必死になった
その結果、なにも期待しない傷つかない心を
手に入れた代わりに、信じる心を失った
枯れた花が元には戻らないように
一度死んだ心はもう生き返らないことを知った
こうして絶望と手を繋いで落ちていく
落ちた先が光ならいいのに
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