見出し画像

HSS型HSPの私の恋愛受難⑦

HSS型HSPの心理カウンセラー・まつりです。

薬剤師を25年、心理カウンセラーを10年やっています。

HSS型HSPの私が自己表現の壁を乗り越え、

自己実現に取り組むプロセスを記録しています。

45歳で非HSPのこっちゃんと結婚し、1か月がたった頃

猛烈な退屈感に襲われるようになりました。

こっちゃんの一週間

毎日同じ時間に起きて出社

同じ時間に帰宅し、テレビとビール

同じ時間に寝る。

週末はゆっくり起きて午前中はイオンで一週間分の買い物

ランチは、ラーメンかマックか吉野家

帰宅後、昼寝

夕方、早い時間に飲み始め、翌日に備え早い時間に寝る

このサイクルを延々と繰り返すのです。

小さい頃、両親を見て嫌悪感を感じていた判で押したような毎日…

最初のうちはこっちゃんに合わせ、毎朝いそいそと弁当を作り、掃除、洗濯など家事をこなしていたのですが、

ある日突然、すべてを放り出したくなりました。

「期待していた結婚生活と全然ちがう…」

段々と無気力になり、一日中、テレビやネットを見る日が増えてきました…

大学を卒業してずっと働いていたので、主婦業に強く憧れていたのですが

いざ始まってみると…

「く、く、く、くそつまんね~!!!」

「これが一生続くの?オーマイガー!」

いともたやすく絶望の淵っぷちに立ってしまいした(←おおげさ)

数年後に自分がHSS型HSPだと自覚することで、

毎日同じことを繰り返す生活が苦痛だと気づくのですが

当時は知識がなかったので結婚して一か月で絶望した次第です。

今振り返ると生活に刺激が足りなかったのですね。あはは(笑)

私のHSS(新奇追求)が刺激が足りず欲求不満をこじらせてしまったんだと解釈しています。

結婚は生活であり日常

刺激がありすぎたら生活していけません。

毎日一定のリズムで同じことをすることは心の安定にも繋がります。

HSS型HSPの私は刺激がないと生きていけないけど、刺激にすぐにやられる。

強い刺激を浴び続けても平気なメンタルがないのです。

突き詰めてみるとやはりHSP…

刺激の少ない穏やかな生活が合っている。

そうやって試行錯誤しながら自分なりに、

結婚生活を快適に過ごすポイントを考えました。

それは、退屈な日常にいかに刺激のエッセンスを加えるか。

これに尽きると思うのですが、

皆さんはいかがですか?

個人的には「刺激」には「建設的なもの」と「破滅的なもの」が

あるのではないかと思っています。

建設的なものの代表は、仕事や趣味、ボランティア活動、創作活動、(負担になりすぎないレベルの)ペットや子供との楽しい時間

破滅的なものの代表は、浮気、不倫、薬物、お酒、ギャンブルなどでしょうか?

結局、私は月に1~2度ほど他県に住む独身の女友達の家に泊りがけで遊びに行くことで刺激を得て、HSSの欲求を満たしてあげることにしたのです。

結果、正解でした。

刺激を得た後は、自由にさせてくれるこっちゃんに自然と感謝の気持ちが湧くようになったのです。

私にとってこの世で一番大切なものは「自由」

束縛せず、自由にさせてくれるこっちゃんは実はベストな相手だったのです。

そんな生活を1年続けたころ…

心理カウンセラーの国家資格ができる、と言う話を聞くことになります。

つづく


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?