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【社会人インタビュー】変わる勇気ーcanauが教えてくれたことー

去年の夏に始動した、中高生と働く大人が越境する対話型キャリアプログラム「-canau-」。今回はcanauを使って高校生に進路相談してくださった社会人の方に感想を伺ってきました。インタビューに応じてくださったのは、株式会社鈴木商会の中川さんです。

◆中川 瑶子(なかがわ ようこ)
北海道美幌町出身。北星学園大学卒業。新卒で株式会社鈴木商会に就職。
入社4年目。現在は営業部で契約書などの書類作成を担当。最近は新入社員研修なども行い、迅速丁寧な仕事を心がけながら日々取り組んでいる。

◆株式会社鈴木商会
昭和18年6月に設立。
鈴木商会グループは、北海道で資源のリサイクルに取り組んでいる。
経済や社会活動をするうえで必ず発生する産業廃棄物。この産業廃棄物を適正に処理し、資源に戻せるものは極力資源に戻すことで、限られた資源と地球の環境を守る事業をおこなっている。
「北海道で生まれた廃棄物は北海道で資源に戻す、地産地消のリサイクル」を目指す。また、これまではリサイクルできず埋め立てなどに回さなければならなかった素材をリサイクルする、新しい取り組みも始めている。

https://www.suzuki-shokai.co.jp/


取材に応じてくれた中川 瑶子さん。

自分の人生を振り返ることで気付いた、本当の私

ーcanauをやることが決まった時の印象はどうでしたか。

はじめは、私が高校生に伝えられることって何もないなあと不安でした。
だけど事前研修で仕事上でも役立つことや、自分に足りないものを学ぶことができ、少しずつ自分に自信がついてきて、canau(進路相談)も「やってみたい!」という気持ちに変わっていきました。

ーcanauサービスの一環としてコーチング、ファシリテーション研修がありましたが、そこでの気づきや学びはありましたか。

今まで自分の人生を振り返る機会がなかったので、事前研修を通して「今までこういう考え方を大切にしてきたから、今の私に至ったんだ」という自己分析ができました。あがり症な性格で周囲に自分を表現することが苦手でしたが、以前より自分を発信できるようになりました。

ー実際に高校生と進路相談をやってみてどうでしたか。

ちゃんと話を聞いてくれるのか心配でしたが、意外とみんな真剣に聞いてくれて、アドバイスも素直に受け止めてくれたので楽しむことができました。

ー進路相談で工夫したことはありますか?

高校時代の部活動や勉強についてざっくりと振り返りました。また、最初の自己紹介で学生時代の忘れられない失敗談をお伝えしました。
「もちろん結果も大事だけど、それまで一生懸命積み上げてきたものがあれば必ず見てくれている人がいる、大丈夫だよ。」というお話をしました。

パワーポイントを使用して、会社紹介・自己紹介を行っていただきました。

一歩踏み出したことで巡ってきたチャンス

ーcanauを使ってよかったと感じたことはありますか?

人見知りの私は会社の会議に出ても、言いたいことがあるけど聞いているだけで意見なんて言ったことがありませんでした。そんな私がcanauの研修を受けて進路相談をしたことで「ちょっと意見伝えてみようかな。」って思えたんです。そしたら、私の意見に対して上司も反応を示してくれて、「ああ、自分の考えってもっと周囲に話していいんだな。」って感じました。

入社してから4年目の今まで、あまりにも自分を発信しなかったせいで上司や同僚から自分は不思議な人だと思われていたみたいですが、発言が増えたことで少しずつ私自身を知ってもらえるようになりました。

私にとって、本当に大きな一歩だったんです。

そうしたら、以前感じていた緊張感がすーっとなくなり、みんなと話しやすくなって、仕事が楽しくなってきたんです。

ー変わりたくても実際に行動に移せる人は多くないと思いますが、そこで一歩踏み出せた理由はなんですか?

自分から発信することが少し増えたことで、先輩から「これやってみない?」と声をかけていただける機会が増えて。そうしたら自然と前に出て何かをすることが増えて、さらに発言の機会が増えて、、って自分でも驚くくらい相乗効果でとんとん拍子に進んでいきました。

自分が一歩を踏み出したことで、チャンスも巡ってきて、そうしたら先輩から期待してもらえて私自身、自然とポジティブな方向に進んでいる気がします。

canauを使って高校生と進路相談をしている様子。

ーどんな人にcanauを使って欲しいですか?

少しでも「変わりたい」と思っている方ですかね。
会社に入るとコミュニティが限られてしまいがちですが、canauで出会った方々の色々な人生観を聞けて、世の中にはこんな人もいるんだなあとすごく勉強になりました。

輪を広げることで自分の価値観も広がり、「自分自身に対する見方」もポジティブに変わり、自信が持てるようになりました。

ーこれから利用する人に向けて伝えたいことはありますか?

自分が高校生だった時を思い出しながら、目線を合わせて寄り添ってあげること。せっかく先生以外の色々な方面の大人と話せる機会なのに、先生みたく大人目線から話しても勿体無いかなあって。

自分に寄り添ってくれていると感じると、高校生も心を開いてくれると思います。


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