オンライン化で、あらゆるものがエンタメになる
今年に入って、あらゆるものが急速にオンライン化しています。
イベントをはじめとして飲み会、商談など、仕事やプライベートの過ごし方が変わった人も多いのではないでしょうか。
僕自身もそうです。
打ち合わせもすべてオンラインになり、インタビューもほぼオンラインでおこなっています。
確かに、対面と比べて不足する部分も多くあり、物足りなさを感じることもあります。
が、デメリットではなくメリットもたくさんあります。
それに、オンラインだからこそ生まれる価値だってあります。
(共感したツイート☟)
僕自身もこれまでインタビュー、座談会、グラレコ、家庭教師、ライブ配信等、さまざまなことをオンライン化して取り組んできて、感じたことがあります。
それは、オンライン化で、あらゆるものがエンタメになるということです。
1:1が1:nになる
いくつか事例を紹介します。
まずはインタビューについて。
2月よりFacebookコミュニティを運営しており、その中で毎週1回オンラインインタビューを開催しています。
面白い生き方をしている人が多くいるので、その一人ひとりにスポットライトを当て、メンバーの皆さんの参考になればと思って実施しています。
インタビューの対象は日本全国の方なので、当然オンラインで実施します。
また、その様子を、Facebookグループ内で生配信し、他の方も視聴できるようになります。
これにより、何が起こるかというと、全員参加型のインタビューになるんですね。
僕がインタビュアーになって基本的に僕が進行しますが、いつでもコメントで質問を受け付けており、都度そのコメントを拾って回答してもらっています。
また、僕が用意していた質問よりも面白いものが来ることもあり、深い話や議論になることもしばしば。
いい意味で想定外のインタビューになっています。
このように、オンライン化によって普段閉じていたものが開け、1:1が1:nになるのです。
それにより、思わぬ化学反応が起こるのですね。
これぞまさにエンタメです。
知られざる過程を見てもらえる
次の例はグラレコ。
3月から取り組んでおり、個人の方の思考整理なんて仕事に活用しています。
Instagramに、その作品を随時投稿しています。
ZOOMで相手の方と話しながらグラレコするわけですが、iPadの画面を画面共有して実際に見てもらいながら進めています。
これは、会社の打ち合わせ時にやっていたことを応用したものです。
すると、「グラレコの過程って見たことなかったので面白かったです」と言ってもらったことがありました。
僕自身はその価値に気付いていなかったので、新しい発見になりました。
普段見ることのない過程を見られることが、オンライン化の価値なのかもしれません。これもエンタメの形ですね。
ものづくりの業界は、オンライン化によって新たなサービスが生まれる可能性があります。
日常に付加価値が生まれる
最後は、食事について。
まだ構想段階なのですが、「これもオンライン化の新たな価値なのでは?」と感じたので書くことにします。
このご時世、飲食店経営は本当に苦しい状況になっています。
特に、地方の飲食店は大打撃です。
この状況を何とかしたい、という方が多くおり、多方面で議論がなされています。
僕もそういう話にたまたま混ぜてもらい、「オンラインで何かできないのかな?」というお題に。
僕がひらめいたのは、「全国にデリバリーして、ZOOMで一緒に食べればいいんじゃない?」というもの。
地方の飲食店の食材とレシピをデリバリーし、購入者それぞれで作ってもらって、料理人と多数の購入者で一緒に食べる、という感じです。
そうすることで、ただお昼ご飯を食べるだけでなく、「味付けはどうしてるんですか?」「どの食材がオススメですか?」など、料理人との会話も楽しめるのです。
※あくまで構想です
オンライン化により、日常に新たな付加価値が生まれる。
これもエンタメと言っていいのではないでしょうか。
オンライン化により、今までになかったエンタメが生まれる
これらの例のように、オンライン化によって、今までになかったエンタメが生まれています。
確かに、これまで楽しめたエンタメ(ライブやレジャー)は控えなきゃいけないけど、違った形のエンタメが生まれる。
人々の心が違った形で踊る。
外出自粛は、悪いことだけではなくこういうエンタメを生み出しています。
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