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U-29なあなたへ

明日30歳の誕生日を迎えるので、今日が20代最後の日です。
何気ない一日ですが、今日を大切に過ごそうと思います。


5年ほど前から「30歳の瞬間を完璧な状態で迎える」という目標を立て、そのために全ての選択肢と時間を引き換えてきました。
だから、2021年5月31日のことを5年前から意識して過ごしてきたわけですが、正直遠い未来だと思っていました。

でも、気付いたら今日という日が来た。
5年前に目指していた状態とは程遠いけど、替えの利かない5年間で、「もう一度やれ」と言われても無理なくらい自分なりに突っ走れたように感じています。

そこで、ちょうど30年間生きてきた過去の自分、そして僕より少しでも下の世代に向けて、今伝えたいことを少し書いていきたいと思います。

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好きなことをやれ。
言いたいことを言え。
愛したい人を愛せ。

皆に受け入れられる生き方をするのではなく、お前の生き方を受け入れてくれる人を探せ。
自分の歪さを正すのではなく、歪なスキマを埋め合わせられる人と一緒にいろ。

好いてくれる万人を探すのではなく、怒ってくれる一人を探せ。
万人とちょっとずつ関わるのではなく、目の前の人を全力で大切にしろ。

人を、数字や能力ではなく人間性で判断しろ。
仕事ができるかできないか、できた人間かどうかなんて大したことではない。
愛せる人かどうか、ただそれだけだ。

哀しみはいつか昇華される。
だから、いつまでも哀しみと戦うのではなく、その先にある希望を追いかけろ。

やりたいことは全部やっていい。
中途半端だと笑われることもあるけど、やりたいことをやらない方が中途半端だ。

スキルとか収入に囚われるな。
自分と大切な人を満たせていたらそれでいい。

最優先事項は「生きる」こと。
生きてさえいれば、何ができようが何もできまいがどうでもいい。
大切な人に元気な顔を見せられるように努めろ。

ちゃんと悩め。
悩めることがあるのは幸せなことだ。

たくさん失敗して、正しく悩んで挫折して、正しく傷ついて正しく悔しんで泣け。
怒られてキレられて離れていかれることもあるけど、それでも正しいと思える方向に足を踏み出せ。

自分のことを陰から否定してくるヤツの人数なんて数えて生きるな。
自分の未来を自分以上に楽しみにしてくれる人の人数を数えろ。

一番近くにいる人に一番時間を使え。
一番近くにいる人に一番感情を伝えろ。
一番近くにいる人に一番言葉を渡せ。

物事を得意不得意や向き不向きで判断するな。
やりたいならやればいい。

失敗を許さない人ではなく、失敗を受け入れてくれる人と付き合え。
その失敗を、一緒に成功に変えていけばいい。

自分が面白いと思うことは胸を張って面白いと言え。
それを笑う人ではなく、一緒に面白がってくれる人と付き合え。
そして、他人が面白いと言うことを一緒に面白がってあげてほしい。

もっとバカになれ。
しがみつきたいものがあるなら最後までしがみつけ。
それが自分の糧となり、周りを惹きつける。

周りからどう思われるか、どう見られるかなんて考えは、金輪際捨ててしまえ。
自分の在るべき形が一番大切だ。

そして、これら全てを共有できる人を本当に大切にしろ。
この人たちの替わりはいない。

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U-29なあなたへ。そのままで行け。
お前はお前の生きたいように生きろ。


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