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自分の軌跡は、誰かのためになる

先生と言われる人、講師と呼ばれる人が世の中にはたくさんいます。

自分の持っている情報を、それを求める人に伝えてあげる。
すばらしい職業だと思います。

その情報を手にした人が、新たなステージに行くことができる。
そんな素敵な瞬間があるのでしょう。

でも、その職業は選ばれた人しかつけないのか?と考えると、そうでもない気がしました。

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現在Webメディアで編集の仕事をしているのですが、この業界に入ってまだ1か月も経っていないペーペーです。
何年もこの仕事をしている先輩から英才教育を受けながら日々業務に励んでいます。

伝わりやすい・伝わりにくい表現、繰り返す・繰り返さない言葉など、記事を編集する上で気を付けるべきポイントがいくつもあるのです。

元々文章を書くのはそれなりに得意で、このnoteでも色んなことを書いてきましたが、実は文章の勉強なんてしたことがありませんでした。
自分が読みやすいかどうかという自己中心的な基準で書いていたのです。
いわば感覚に頼って書いていました。

なので、一つひとつのアドバイスが新鮮で、なるほどと思わされる毎日です。

「なるほど」と思って記事を修正すると、もう自分のモノになるので次からは自然にできるようになると思っています。
ここで問題なのが、「なるほど」というのも、結局感覚しか頼っていないということ。

ノートに書いたり、修正履歴を残したりしていないので、可視化できる状態でノウハウが残っていないのです。

ここは反省点だな、と今日思わされました。

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ですが、逆に、これができると何ができるようになるのか?

ずばり、講師業です。

何に気を付けて書いて、どういう変化があったのか。
それを記録することで自分の中にノウハウがたまっていきます。

その瞬間、他者に発信できる情報に進化します。

そうして、同じ道を歩もうとする人に対して情報提供できるようになるのです。

自分が今こうして書いていることが誰かのためになるかもしれないし、
書き方自体が誰かが知りたがっている情報かもしれません。

自分が編集の仕事で気づいたことなどを蓄積していくと、それを伝えられる講師業ができるようになると感じました。

ここは、目指す価値があると思っています。

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編集に限らず、全てのことにおいて言えると思うんです。

自分の軌跡は、誰かのためになる

と。

自分が知っていることを知らない人はたくさんいるし、自分がやっていることをやりたがっている人もたくさんいる。

そう考えると、自分の一瞬一瞬が貴重なコンテンツなのです。

情報を求める人は絶対いなくならないし、教える人は絶対いなければならない。

上手くいったこと、上手くいかなかったこと、全てが誰かのためになります。

自分が伝えることが誰かの共感を生むかもしれないし、自分の飛躍の一歩となるかもしれない。

だから、誰もが先生や講師になれる存在なのです。

自分の辿ってきた道を辿りたい人は必ずいる。
ならば、その道を進み方をわかりやすく書いてあげようじゃありませんか。

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