生き方に合わせた働き方があっていいはず

会社員×個人事業主。
2019年11月より、この「複業」という形を取っています。

今回は、後者の個人事業主に関する話です。

いわゆる「フリーランス」と呼ばれるような働き方で、この半年間で
・メディア編集
・書籍編集
・家庭教師
・組織コンサル
・オンライン化支援
などたくさんのことを経験させてもらいました。

同時に4~5個の仕事を並行しておこなうことも多く、「大変じゃないの?」とたまに聞かれますが、むしろこっちのほうが気持ちが楽になっている感じがあります。

なぜなら、僕の生き方に合っているから。

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僕の中で、いくつか決めている生き方があります。

たとえば、

①できないことをやり続ける
②"すぐに"他人の力になる
③手段を限定しない
④仕事とプライベートで人間関係を分けない

というもの。

これらすべて、フリーランスという働き方を選択したことで実現できている気がします。

①できないことをやり続ける

これはシンプルに、「自分の限界を決めたくない」という理由です。

できることの中で誰かを幸せにする。
もちろん素晴らしいことで、僕もそうありたい。

でも、「自分が想像できない幸せは、きっとできないことの中にある」と思っているんですね。
まだ見ぬ自分がいるんじゃないか?と。

だから、いくつもの仕事のうち、必ず一つは未経験のものを取り入れるようにしています。

会社員であっても可能なことかもしれませんが、選択のスピード、実践のスピードはフリーランスのほうが間違いなく上。
自分だけの意志決定で行動まで移せるため、自分の限界をより拡げやすいと考えています。

②"すぐに"他人の力になる

2つ目は、"すぐに"他人の力になるということ。

これまでの人生、思えば「自分じゃなくて誰かの幸せを願う」選択をし続けてきました。

たとえば、大学の野球部時代。
誰からも頼まれていないのに全試合のスコアを集計し、投手陣の成績をすべてデータ化して監督コーチに起用法を進言したり。

社会人になっても、友達が何かに困っていたら、すぐに調べて情報を送ってあげたり、本を買って知識習得をしてアドバイスしたり。

昨年やっていた数学の家庭教師も、突然お願いされて二つ返事でやることにしました。
編集者をやっていたころで、理系の世界からはずいぶん離れていたのに、その依頼を受けるために一気に全範囲を復習しました。

理由を聞かれてもどう答えていいかわかりませんが、多分本能的に動いているのだと思います。

このように、僕にとって"すぐに"他人の力になることが重要で、それは"すぐに"笑顔が見たいからです。
どんな形でもいいから”すぐに"力になる、フリーランスだから可能な行動なのかもしれません。

③手段を限定しない

①②とつながっていますが、僕は仕事を絞らないようにしています。
要するに、手段を限定しないということです。

理由はシンプルで、どんな形であっても他人の力になりたいからです。

自分にできないこと、選択しないことがあって、それゆえ僕に来た依頼に応えられない。困った人がいるのに助けられない。
それほど虚しいことはありません。

目の前の人と自分が、今日よりも少しでも前に進む。
その過程が何なのかは重要じゃありません。

フリーランスなら、自分が「やる」と言えばすぐに行動に移せます。

④仕事とプライベートで人間関係を分けない

最後は、人間関係について。
仕事とプライベートで人間関係を分けないことを大切にしています。

というのも、仕事というのは、お互いの関係性を測る手段の一つにしかすぎず、もっといろんな手段があるからです。

学生時代、友達に引っ越しを手伝ってもらって、お礼にご飯をおごったりしたことありませんか?
「話聞きたい」と連絡を受け、カフェで長時間話したことはありませんか?

仕事でもなんでもありませんが、関係性を示すには十分な行動です。

また、ゆるりと仲良くしていた人といつの間にか仕事をしていたり、仕事でつながった人とプライベートでも仲良くなったり。
よくある話ですよね。

フリーランスは、初めて他人と出会う時=仕事の関係のはじまり、とは限りません。
「なんか面白い人だ」と思ってつながっていて、お互いに深く理解した上で仕事をすることが多い。
これが、僕にとっては心地よい人間関係でした。

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結局、このnoteで何が言いたいかというと、「この苦しい状況の中、”すぐに"動ける働き方を選択した僕が、”すぐに”力になりに行くよ」ということです。

事業活動が苦しくなっている方も多く見受けられますし、在り方自体が見直されている業界もあります。
今は我慢のときかもしれませんが、手段を変えれば一気に好転する可能性だってあります。

でも、会社間のやり取りだと、どうしても契約等で時間がかかり、この切羽詰まった状況の中はそれが命取りになるかもしれません。
そんな今だからこそ、”すぐに”動けるフリーランスの出番なのだと考えています。

手段は選ばない。できないことも、やりながらできるようにする。
そして、その関係性をずっと続ける。

これを”すぐに”実行できる存在が、今求められているような気がします。

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