山の頂上から見れば周りは谷だし、谷底から見れば周りは山だし
数学でサインカーブ(コサインカーブ)というものを習った。
三角形の一つの角の角度(x)が変わると、y=sinxの値が周期的に変化するというものだ。
海や川で見る波は、きっとこのような形をしているだろう。
大きさや速さは日によっても場所によっても違うが、周期的にザブンザブンを繰り返しているものと思う。
また、山の多い地域に行くと、山々がまるで波を打っているように見える。
それが連なると「山脈」という呼び方をされるようになる。
よく考えてみると、多くの日本人は、少なくとも僕は山を見上げる環境にいる。
すなわち平野部から山を見ていることが多い。
今は平野部にいて、行くなら登って降りてくるものが「山」である。
しかし、高山地域に住んでいる人は、その全く逆の環境で生きている。
平野部に用事があるときは、まず下山して帰りが登山になる。
あくまで仮定の話だが、富士山の頂上に住んでいたら、日本のどの土地も「谷」のようなものだ。
そろそろ本題に入っていこう。
人生もこの「山」と「谷」の考え方を適用できる、という内容で書いていく。
結論から書くと「捉え方次第」だ。
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