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メンタルの波には抗わない

「常にワクワクした状態でいたいです」
「常に穏やかな気持ちでいたいです」

このような「常に〇〇でいたい」という話をよく聞いてきた。
経営者インタビューでもよく聞く話だ。

僕も言ってきたし思ってきたことだ。
常に健康でいたい、常に笑顔でいたい、常にポジティブでいたい、常に優しくいたい、など。

まあ無理だった。
常に同じ状態でいられるわけがない。
接する情報や接する人が変われば自分の精神状態も変わるし、食べ物や行動が変われば身体の状態も変わっていく。
常に同じ状態にいるのは、安全圏に身を潜めているのとほぼ同義だ。


だからこそ、メンタルの波は確実に存在する。
人によって強弱や長短は違うものの、波を打っているのはほぼ間違いない。
「何をもって波とするのか?」という議論はあるが、このnoteの本題とそれるので割愛する。

楽しい時もあればつまらない時もあるし、嬉しい時もあれば悲しい時もある。
人に対して優しい時もあれば怒りっぽい時もある。
人間だからいろんな感情があって当然だ。

また、その時々の感情に対して僕は抗わないことにした。
常にいたい自分に無理やり戻ろうとするより、その時の感情を理由を追求した方が人間的にも成長できるし、何より自分自身に納得がいく。
僕は「その時の感情を喰らい切る」と表現している。

メンタルに波があって当たり前。
かつ、その波には抗わない。
そのほうが、自分にとっても周りにとってもきっと幸せが増える。

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