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健康。自分にも他人にも、ただそれだけを求めたい

事業活動をしていると、必ずミッションというものを考えます。
個人でも法人でも、一度は考える機会に出会うでしょう。

「どういう社会にしたいか」「他人にどういう行動をしてほしいか」を真剣に考え、言葉を選びに選んで導き出されるものです。

僕も、会社のミッション改訂に携わるという貴重な経験をしました。
おかげさまで、今の会社のミッションには何の違和感もありません。

というわけで、僕自身も「どういう社会にしたいか」「他人にどういう行動をしてほしいか」、特に後者について考えてみました。

ですが、どれだけ考えても崇高なものは出てこない。
何度考えたってこれしか思いつきませんでした。

「どうか、健康でいてほしい」

生きてりゃ何度だってやり直せる

僕は、「他人が何をしていたっていい」「その人が全力を注げるのであれば、その姿をリスペクトしたい」と考えています。

一つのスキルを磨くもよし、複数の仕事をするもよし、子育てを頑張るのもよし、パートナーを愛するもよし。
会社員でも、フリーランスでも、経営者でも、投資家でもよし。
これらに、優劣はありません。

また、失敗したって、チャンスはまた必ず巡ってきます。

若くして成功を収める人もいれば、定年退職後に個人事業を始める人もいますし、40代になってから新しいスポーツに取り組む人もいます。
自分の命さえあれば、何度だってやり直せるのです。

僕が好きなUVERworldも、こういうメッセージを常に発信しています。

叶うはずないあの日の夢が
いまだに胸の中瞬くから
いつだって時は最初まで戻れる
諦めないで追いかけ続けていたいよ

CHANCE! / UVERworld
大切なことは魂の状態
「あの日始めればよかった」
その次の始めるべき時は今

Forever young / AK-69 feat. UVERworld

努力の方向は人それぞれでいい

上記に紐づきますが、「努力の方向は人それぞれでいい」と考えています。

事業活動でもいいし、運動でもいいし、人間関係でもいいし。
ITに関することでも、食に関することでも、お金に関することでも、そのジャンルは人それぞれです。

大事なのは「何を頑張るか」ではなく「どう頑張るか」です。
重要なのはその内容ではなく、その人の姿勢。

つらつらと書いていますが、要するに「何をしてたって、その人が輝けるならOK」ということです。
だから僕は、「どういう社会にしたいか」「他人にどういう行動をしてほしいか」という問いに対する答えが出なかったのだと思います。

だって、何でもいいから。

それぞれが輝くために唯一必要なこと

でも、自分が輝きたいことで輝くためには、唯一条件があります。
それは「健康であること」です。

誤解を招かないように先に伝えると、僕の中では「体」「心」「頭」の3つの健康があると考えています。
すべてそろっているのがベストですが、どれか一つだけでも問題ありません。

ですが、これらが全て欠けてしまうと、人生は一気に暗転していきます。
何かに挑戦する思考力もマインドも行動力もなくなってしまうと、よからぬ想像をしてしまうものです。

また、そもそも3つの健康すべてを失うと、「死」の危険性が一気に高まります。
死ぬ以上の悲しみはありません。

これだけ外出が制限され、人に会うことが制限されている世の中で、再会することなくお別れするかもしれない。
そんなこと絶対に嫌です。

だから、僕は他人には「健康」を求めるし、それ以上に僕自身に「健康」を求めていきています。
健康であれば、生きていさえすればまた会えるし、何でも挑戦することができるから。

健康には内的要因と外的要因がある

3つの健康について先述しましたが、その健康には「内的要因」と「外的要因」が存在すると考えています。

・内的要因=個人の健康
・外的要因=組織(社会)の健康
ととらえています。
僕は、この2つを良化できるような活動を始めていこうと思っています(すでに少しずつ始めています)。

まず、前者については、多くの方にとってもイメージしやすいでしょう。
食事、運動、睡眠、メンタル面など、日々をより健康に過ごす人を増やしていくための活動です。

まずは情報発信から。
自分が調べたことを、文章やグラレコなど”わかりやすい形”で発信していきます。
グラレコについては、すでにInstagramで投稿を始めています。

続いて後者ですが、一旦組織の健康に特化していきます。
名前をつけるのであれば、「組織コンサルティング」になるのかな?

企業活動をするにあたって、必ず問題に出くわします。
良かれと思ってやったことが、誰かを苦しめることになるかもしれません。

部署間でうまく連携が取れていなかったり、経営層の意見が事業部に適切に降りてきていなかったり、部署間でも業務の偏りやアンバランスさが生まれたりすることもしばしば。
それによって、本来感じなくていいストレスを感じてしまい、他人にキツく当たってしまうということが起こるのでしょう。

その結果、病んでしまう社員が現れたり、組織が空中分解してしまうということにつながりかねません。
こんなこと、絶対あってはならない。
この両方を1社目で自ら経験した僕だからこそ、本心から阻止したいと思っています。

とはいえ、会社というもの、組織というものは本当に複雑。
問題のない会社なんて存在しないし、状態を常に可視化で来ている会社もないと思います。

だから、僕が貢献できると考えています。
状況を俯瞰し、整理して可視化する。そして、より良い状態へ進めるような提案をする。
これを編集や図解、グラレコといったスキル、本業の経営戦略の知見を活かしておこなっていく構想を描いています。

これをやる理由は、組織にも健康でいてほしいから。
組織の「体」「心」「頭」すべてが健康なら、従業員も社会も笑っていられるはずです。

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結論、個人も組織も、それぞれやりたいことを全力でやっていたら、それが人のため社会のためになります。
それに対して「こうあってほしい」なんてことは言いたくありません。

でも、それには「健康」が必要。
健康であれば、個人も組織も何度だってやり直せるし、悲しい思いをさせずに済む。

この健康の大事さを、もっと提唱していきたいと考えています。

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