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他人に牙を向けたくなる時は、自分に牙を向けられていない時

他人に牙を向けたくなる時は、自分に牙を向けられていない時。

他人の幸せを妬みたくなる時は、自分が幸せを感じられていない時。

他人の正義を否定したくなる時は、自分の正義を認められていない時。

他人の悲しみに寄り添えない時は、自分の悲しみに寄り添えていない時。


他人に対して良からぬベクトルが向いてしまっている時は、大体自分に対してベクトルを向けられていない時。

そんな気がしてきました。

例えば、運動ができていない時は自分が太ってしまっていることを許してしまうけど、運動が習慣化したら許せなくなるはず。

努力ができていない時は結果が出ていなくても自分を甘やかしてしまうけど、努力をしていたら結果が出るまで甘えは捨てるはず。

そうやって自分にベクトルが向けられていない時は、自分よりも他人にベクトルを向ける余裕が生まれてしまうので、他人の粗探しをして自分を正当化しようとしてしまう。

人間は意志が弱い生き物だなあ、と痛感します。


だからこそ、まずはちゃんと自分にベクトルを向けて、自分に厳しく接して自分を納得させることが大事。

その過程で持った力で、周りの人を幸せにすればいい。

その順番は間違えたくない。

他人を自分の思い通りになるように仕向けるのではなく、他人の思い通りになるように自分が支える。

そのためにも、まずは自分にベクトルを向け続けよう、と改めて思ったのでした。

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