大人になることは、子供になること?
昨日、仙台のノキシタという施設に行ってきました。
保育園や障がい者福祉施設などが1箇所に集まった場所で、昨日はその5周年のイベントでした。
ここに定期的に通っている友人がいて、その方の企画で「音楽に合わせてみんなで絵を描く」というアートをやっていたので、僕も参加してきました。
歌手の方が歌っているのに合わせて、手と足に絵の具をつけて紙にペタペタと色をつけていく、というもの。
想像通り子供がたくさん参加していたのですが、32歳の僕も躊躇せずに参加。
よそ行きの自分がよそに行ってくれて、大変楽しくアートができた気がします。
この時の自分を振り返ると、「大人になったなあ」という感情が湧いてきました。
行動的にはどう考えても子供なのですが、個人的には「大人になった」と感じたんですよね。
あくまで僕の解釈ですが、「大人になる=殻を破る」だと思っているので、こういう企画に躊躇なく参加できたのは、殻を破れたからなのかな、と。
反対に「大人になれない=殻を破れない」だと考えると、過去の自分がいろんなことに躊躇していたのも説明がつきます。
なので、大人になるということは、むしろ子供になることなのかもしれない、と思うようになりました。
だって、小さい時に殻なんて感じてなかったし。
そう思えるアートはやはりすごい。
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