株式会社midnight sun、2年目突入。"今"を大事にする会社にしたい

本日2月16日は、僕の会社「株式会社midnight sun」の設立日。
設立したのが昨年なので、これが初めて迎える設立記念日です。

1年目にお世話になった方々、ありがとうございました。
2年目にお世話になる方々、よろしくお願いします。

midnight sunのSeason2を迎えるにあたって、この1年間の心境の変化を交えて抱負を書いてみようと思います。

結論から書くと、2年目は"今"を大事にしたいな、と。
今必要なことを今やって、今目の前の人に貢献していく、という意味です。

そのために、ミッションビジョンバリューは廃止することにしました。

実は、設立してすぐくらいから、ミッションを掲げることに違和感を覚えていました。
その理由は色々あるけど、一つあげるとしたら「解決したい課題は一つじゃないしな」ということ。
また、ミッションを掲げることで、自分の視野が狭くなっていっている感もあったんです。

そして、決定的な出来事になったのが、仲間との先週の会話。
「将来像を追いかけて今が蔑ろになっている会社より、『今やろうと思ったから今やってるんだもん』という会社の方が信頼できます」という言葉をくれたので、そこで気持ちが固まりました。
ミッションいらねぇや、と。

その時の様子は、以下のnoteにまとめているので、気になる方はぜひご覧ください。

将来を追い求めて今を蔑ろにしない｜角田尭史（Takashi SUMIDA）｜note

とはいえ、指針となる言葉は欲しいなと純粋に思ったので、校訓ならぬ社訓を決めることにしました。
社訓決めは今からなのですが。

社訓に掲げる「これだけは譲れない」価値観さえ守れたら、後は何をやってもいい。
そんなスタンスの指針にしようと思います。

じゃあ、今何をしたいんだい？ということですよね。
今の回答としては、「安心感を与えられることをやりたい」です。
もう少し具体的に書くと、「安心感を持って人と接することができるような空間づくりや、安心できる関係性づくりのお手伝いをしたい」という感じ。

ここまでの30年間を振り返ってみて、僕が憤りを覚えたことを整理すると「理不尽」と「非難」の２つに行き着きまして。
理不尽からあつれきが生まれ、非難から不信感が生まれる。
トラブルの原因のほとんどが人間関係、と言われることも多いですが、その根本原因はこの２つな気がしています。

また、その逆のような話ですが、「本当に安心できる人が数人いたらそれでいい」と去年1年間を通じて強く思いました。
UVERworldの『THUG LIFE』という曲に「心を支えるものを見つければ一人で立っていられる」という歌詞があるように、僕は心から信頼できる数人のおかげでまっすぐ立つことができています。

これらの経験から、深い人間関係は自分と目の前の人の人生を豊かにしていくし、安心感は心の支えになると確信しました。
よって、この安心感づくりにこだわっていこうと思ったのです。
（具体的に何をやるかは、これからのお楽しみってことで（

ということで、midnight sunの2年目はとにかく"今"を大事にしていきます。
今できることを今できるやり方で精一杯やる。
その積み重ねがどうこうとかも考えず、とにかく今貢献すべき人に貢献する。
まだ見ぬ誰かではなく、目の前にいる人に。

よろしくどうぞ。