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【 どうしたら歌が上手くなるんだろう? 】


52日目

こんにちは、sumieです。

あなたは歌うことは好きですか?

ボイストレーニングを受けていくと
歌を歌いはじめる人が結構います。

私のお伝えしているボイトレは
声の出し方という基本のキの部分なので
声が出るようになれば歌いたくなるのも自然な流れ。

そんなわけで
「どうしたら歌が上手くなるのか?」
という呟きを時々耳にします。


いやー、その気持ちよくわかります!

私も歌はいまだに勉強中なので
上手くなる魔法があるなら
今すぐ欲しいと何度思ったか。


でも、やればやるほど思うのは

やっぱり“発声力”を磨くに尽きるんだなという事。


昔は、表現力でなんとかなるんじゃないかとか
そんな風に思っていたこともありました。

でも、歌は音の粒の連なり。
粒が連なってメロディーになる。
土台の音の粒がしっかりしないことには
連なった時に美しいものにならない。
表現力はその上に乗るもの。

最近はそんな風に思うので
発声力だな、と思っています。

声が美しいだけでは人の心は動かせないけど
さりとて、楽器から出てる音がガタガタでは
いくらなんでも聴いていられない。


ボイストレーニングってある意味地味なので
それが何につながるのか、
最初の頃はピンとこないかもしれません。

でも「お話しする時の声の出し方」や
「歌う時の声の出し方」があるわけではなく

話すも歌うも、声の出し方は一緒。

一見地味なトレーニングが
表現力豊かに話すことや歌うことにつながります。


だから、歌が上手になるためには
まずは声を磨くこと。
発声力をつけること。

どんなにレベルが上がっても
最初に見直すところ、深めるところは
残念ながらそこしかないんですよね。

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