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クリエーターエコノミーとは?:クリエーターが稼げる時代になる!?

みなさんこんにちは、すみです。

最近は、TwitterなどのSNSがクリエーターがマネタイズできる機能を実装したり、Patreonのような、クリエーターを支援するプラットフォームが徐々に出てきています。

今まではYoutubeやブログで稼ぐと言ったら、作ったコンテンツについた広告費で稼ぐという形が当たり前だったと思います。

ところがここ最近は、ユーザーがクリエーターに直接課金するという形でのマネタイズ方法も登場していて、徐々にクリエーターが稼げる時代になってきているのです。

こういった、クリエーターを中心とした経済のことをクリエーターエコノミーと呼びます。

昨年からのコロナをきっかけにアメリカを中心にこのクリエーターエコノミ―が盛り上がってきており、今年本格的になってくるのでは?という声もあります。

今回は、クリエーターエコノミーについてお話したいと思います。

今までの経済は広告主体だった

今までの経済は、広告主体でした。
テレビはCMが流れるから無料で見ることができます。
Youtubeも、動画の間にCMが流れます。

そして、FacebookやGoogleも広告費が売り上げの80%以上を担っています。
こちらの企業分析ハックさんのまとめたGAFAMの売り上げ構成が非常にわかりやすいです。

このように広告ありきだと、経済が広告を中心に回ることになります。
その結果、テレビもSNSも広告主のためのプラットフォームになっていました。

広告を中心に回っている経済の中ではクリエーターがコンテンツそのものをマネタイズできるシステムにはなっていませんでした。
広告ベースのマネタイズで重要になるのは、見られる回数(ビュー数)です。
テレビなら視聴率、Youtubeなら再生回数、ブログならPV数というように、とにかく数字が重要視されていました。
コンテンツそのものに値段が付くのではなく、コンテンツが見られた回数をもとに、視聴回数の数%がクリエーターの収入になるのが広告主体のマネタイズの基本です。

なのでみんな、数字を重要視していたし、いかに多くの人に見られるかが重要だったのです。
どんなに歌がうまくなくても、見てもらえれば稼げるので、見られない上手いアーティストよりも見られる下手なアーティストのほうが稼げました。

ところが、そういった広告主体経済のあり方が今クリエーター主体の経済活動に移行しようとしています

クリエーターエコノミーが加速する背景

こうしたクリエーター主体のマネタイズモデルの移行にはいくつかの理由があるといわれていますが、特に一番の理由になっているのはプライバシーを重視する流れと言われています。

以前に別の記事でも書いていますが、プライバシー関連と言えばCookie制限です。

Cookie制限によって、ターゲティング広告が難しくなる流れになっていることから、SNSなどのプラットフォームは収入源を広告だけでなくサブスクリプションなど別の方法にも広げているという背景があります。
その結果、広告ありきの経済が崩れ始め、クリエーター主体の経済に移行し始めています。

クリエーター主体のマネタイズ

クリエーター主体のマネタイズで最近話題になっているものと言えばNFT(Non Fungible Token)です。

日本語に直訳すると、代替できないトークンという意味になります。
この技術は、物理的に存在する絵画のような唯一無二の価値のあるものと同じように、デジタル上のアートを唯一無二の価値のあるものとして証明することができる技術です。
NFTを利用することで、1点もののアートやグッズをデジタル上でコピーや改ざんをされずに管理が可能になります。

NFTを利用したアートの販売は流行り始めています。

例えば、米ロックバンドリンキンパークのマイク・シノダが創作した作品は30,000ドルの入札が。

イーロンマスクも、NFTで曲を販売していました。

このように、今までデジタル上で当たり前に無料で公開されて見られていたクリエーターによるコンテンツが、NFTによって価値がつけられるようになっています。

この流れは、さらに加速すると思われます。
クリエーターが主体になり、いいものがきちんと評価されて世に出ていくことは、本来あるべき姿だと思うので、個人的にはこの流れをすごく楽しみにしています。

以上、クリエーターえこのみーについてでした!

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